震災が起きた頃、被災地ではまだ寒さに震えていたと思いますが気が付けば今年ももう7月。1年の半分が過ぎました。誰からも干渉されずに好きに時間を過ごすといういわゆる休日は去年の秋、おふくろが倒れてから1日もとってません。仕事はなんとかこなせてますがそれ以外の付き合いは随分悪くなったと思います。でもそれにも増して新しい発見がたくさんあります。高慢な言い方をすれば例えば在宅で仕事も辞めてほとんど24時間自分の時間を取れない厳しい状態を続けている人もいる。そういう人もいろんなところに生きがいを見つけているはずですが、もしそれを苦というなら私などまだまだ贅沢ともいえる環境。こういう状況に泳がせてくれるのは私を必要としてくれる人がたくさんいるからだと思います。またそういう生き方をするように生まれてきたのかもしれません。産んでくれて感謝です。
「 たったひとりしかない自分を
たった一度しかない一生を
ほんとうに生かさなかったら
人間生まれてきたかいがないじゃないか 」
たった一度しかない一生を
ほんとうに生かさなかったら
人間生まれてきたかいがないじゃないか 」
山本有三「路傍の石」主人公吾一の言葉