映画づいてるようですが週末100円レンタルで借りた「ひまわり」と「スティング」一週間あればいつか見るだろうと思ったのですが気がつけばあと2日。そのまま返却するのもしゃくなので昨夜日付が変わる頃、眠い目をこすりながら見ました。大阪中探しても早朝から仕事というのに深夜、40年も前の映画一人で見てる人間はそうはいないと思います。(変人?)おまけに朝6時半頃震度3の地震。(外に出てましたからほとんど気づきませんでしたが)「ひまわり」ソフィアローレン。マルチェロマストロヤンニ。画面も4:6。さすがに古い。昔見た時ほどの感動はありませんでした。当時は男女の心の動きだけをを追っていたように思いますが今改めて見ると折紙つきの反戦映画。徴兵を忌避するために結婚。期限が来て仕方なく兵役に付くがそれがお互いの運命を翻弄する。グラマーで売り出したSローレンですがこの映画で見事に演技派へと変身しました。ヘンリーマンシーニのテーマもいい。
  「スティング」これも1973年公開といいますから40年近く前の映画です。でもしっかりしたシナリオが古さを感じさせません。Rレッドフォード。Pニューマン。Jロイヒル監督。「明日に向かって撃て」のトリオ。乗ってたんだろうなと感じさせられます。特にPニューマンがいい。シナリオを見て「端役でいいから出して欲しい」と言ったそうですがその存在感は結局「彼の映画」になってしまってます。Rレッドフォードの役柄は当初Jニコルソンに依頼して断られたといいますが結果、これまたレッドフォードの代表作になってしまいました。後、敵役のロバートショウ。ジョーズでは鮫に食われてしまいましたがこの作品でも表向きは実業家。でもギャングのボス。殺されこそしませんが最後50万ドルもの大金を騙し取られた挙句関わりを恐れて不自由な足引きずって慌てて逃げていく。なりきってる。上手いなぁと思います。どうも映画を見る時、敵役に目が行くのは昔からの癖のようで好きな俳優を上げるとほとんど悪役ばっかり。(笑)スティングのテーマ「ジ・エンターティナー」軽快なピアノの響きがなんとも心地いい。この曲を聞くと条件反射のように映画を思い出します。

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