週末はおふくろと一緒に過ごすことが多いのですがこの人、夜が早い。早い時は9時遅くとも10時には休みます。その後一人になります。周囲は住宅地ですから遅くまで開いてるお店もありません。時間もてあますので最近はDVDレンタルして見てます。先日もジャンレノが出ている騙しあいの映画「ライヤーゲーム」それと一週間100円という旧作から「卒業」。これはサイモンとガーファンクルのテーマが聞いてみたかったのでサウンドトラックの背景みたいなつもりで見ました。ダスティンホフマンが若い(笑)。21歳という設定になってますから当然でしょうが実年齢もそれぐらいだったのかな?。小説もそうなのですが古い映画を見直すと若い頃見たときと随分変わって見えることがあります。今回気づいたのはミセスロビンソン役のアンバンクロフト。この人ヘレンケラーを描いた「奇跡の人」のサリバン先生でいっぺんにファンになったのですが「卒業」ではアルコール依存症で快楽だけを求めて生きている主婦。ダスティンホフマンと不倫関係を続けるのですが若い頃TVで見た時は実に「嫌なオバハン」としか見えませんでした。それが今見るとチャーミング。ちょっとしたしぐさがかわいい(笑)演技力なんでしょう。逆に主役の2人の若けりゃ何でも許されるという自己中で行き当たりバッタリさ。当時は「そうだそうだ」と感動すらしていたのが今は「そりゃ勝手というものや」と突っ込みたくなる。(笑)そこまで来てふと思う・・・「これって知らず知らずのうちに私の感性が成長したのか退化したのか?」合わせて昨夜の選挙開票。自民党勝利。民主党敗北を知りどこかホッとしている。かなり保守的な考え方をするようになってきています。ただ岡部マリさんの涙をこらえた挨拶には参った。1票入れてあげればよかったという気になる。(これも演技力?)
もうひとつ気づいたことエンドクレジットに主役アンバンクロフト。その後にホフマンとキャサリンロスと書いてありました。やっぱり!