大相撲名古屋場所が開催されます。賭博問題を検証?している特別調査委員会の勧告を受け日本相撲協会は「必要な処置」を講じて名古屋場所を開催するといいます。この間の新聞各紙の世論調査では総じて60%以上の人が「開催すべきでない」と言ってます。大口と言われるスポンサー(懸賞)も次々と下りるといってます。徹底的に膿を出す素直に反省する。数あるスポーツのなかで唯一「国技」といわれるからにはそうあるべきでしょう。大関琴光喜ら数人への処分だけで解決済みにしたいという関係者の品の無い了見を思います。開催されなくなると先ず一番に困るのはNHKか?15日間番組に穴が開く。(ここもCMではなく受信料で成り立つ会社。困るというなら昔の映画でも映しときゃいい)またNHKから相撲協会に払われる数億円とも言われる独占放映料。財団法人ということで税制面でも随分優遇されてきた相撲協会には収入減。大きな痛手になる。勘ぐるわけではないけど暴力団が絡んでいるというこの問題の病巣はもっと広く深いように思います。中途半端で一件落着。トカゲのしっぽきりで終わらせて後は「土俵で信頼回復」では国技が泣く。少なくとも名古屋場所は開催すべきじゃない。そんなに「興行商売」?がしたいのならいっそ国技なんて冠返上して他のスポーツと同じ「プロ相撲」にすればいい。年寄りも親方もいらない。名ばかりの謹慎などすることも無い。スポンサー探して「読売部屋」対「阪神部屋」でもやればいい。(ソフトバンク部屋はちょっといいにくいなぁ)。この協会にも「事業仕分け」が必要かと思います。