菅首相夫妻の資産だそうです。額面が全てだとは思いませんが年齢から言ってもちょっとしたサラリーマンの退職金程度。庶民感覚の延長として受け入れられる額だと思います。前首相が毎月母親からもらってた金額のおよそ1.5倍が全資産。(笑)どちらがどうとはいえませんが少なくとも鳩山氏をボディーブローのようにじわじわと追い詰めた大きな要因。金銭感覚。なにか事あると「おかあちゃんに出してもらったら?」と言われ続けたといいます。菅氏いわく「財政再建には超党派の議論が必要」野党もこの問題には「何でも反対」ではなく前向きに応じるべきだと思います。その観点からするとタカ派?といわれる仙石官房長官。同じような考えを持つ枝野幹事長。「反小沢」「小沢隠し」といわれてるようですがそれは別にしてもいい人選かもしれません。
今、どこの国も政治家。特にトップといわれるポストにつく人は一昔と違っていわゆる「庶民派」が主流を占めています。サブプライム問題や南欧諸国のソブリン債務問題などの経済危機が「富裕層優遇の結果」であるという見方が広がっているからかもしれません。日本だって政治献金を行う企業団体等が色々な経済的便益を受けそれが行政や経済の効率化、所得の公平な再配分の障害になっている事例は多いと思います。ごく最近でも高速道路料金。トラック協会からの圧力がかかり小沢前幹事長が国土交通大臣にクレームをつけひともめしたことがありました。
さて、どこまで持つか?今度の政権。いずれにしろボロが出ないなるべく早いうちに参院選に持ち込みたいだろうと思います。