囚人番号90T1282のマイケル・マーシー受刑者(当時33)はニューヨーク州の重罪犯刑務所に10-30年の刑で現在服役中。現時点で12年を消化し釈放のメドは立っていません。彼は獄中で看守から性的暴行を加えられたと提訴して96年に50万ドルの賠償金を得ました。これを元手に株式投資を始め、刑務所からの株式売買で1998年来毎年100万ドル(約1億円)近くの利益をあげており、NYロングアイランドの自宅には高級車など4台、もちろんガレージ付きの家などを所有、さらには同じ刑務所の囚人の弁護士費用等も負担しているとのことです。どうして?服役している刑務所では、コンピューターやインターネットはもちろん携帯電話も禁止、さらには自分の独房に電話もありません。ただ、外部へのコンタクトは共同の公衆電話から一日10回のみに出来るそうです。もちろん直接の売り買いが出来ないため、父親にコレクトコールで売買を指示して、その父親はインターネットを通じて売り買いをしていたということです。一人で物事を考えるには刑務所っていい環境なのかもしれません。刑務所に入ったから株式投資が成功したとも言えます。いっぺん入ってみるか?でも出てきたときいくらお金持ちになっていてもそれを使う体力が残っていたらいいけど・・・63歳か。まだいけるかな?