あっと言う間に一週間が過ぎたような気がしますがよりによって今週最後に雨。本業はそれほど苦にならないのですが午前中1件通院介助がありました。利用者さんに特製のカッパ着てもらって車椅子押します。信号が黄色になったと思うと急にスピードを上げて走り抜けようとする車。ビシャっと泥はね。つい我を忘れて「しばくぞ!このガキ!」口に出してました。利用者さん。思わず振り返って私の顔を見ます。(しまった!)「いつも笑顔の穏やかオジン』イメージダウンです(笑)。
昨日の報道ステーションで人口9万5000人の福岡県宗像市にある小さな企業が今、世界から注目されていると取り上げられてました。家の中に置ける留守番ロボットや災害現場で救助活動や危険物を処理するレスキューロボットなど、“人の役に立つ”ためのロボットを製作している「テムザック」。私が特に注目したのは介護ロボット。下半身に麻痺のある人が一人で車椅子に移乗出来ます。トイレへも便座まで無理なく移動できる。3代続く町工場を経営していた高本陽一社長は、離れた実家で一人暮らしをしている母親をいつも心配している妻をみて、遠隔操作で意のままに操れるロボットを作ろうと思い立った。現在、日本と同じように高齢化という問題を抱えている福祉国家のデンマークが、ロボットの開発資金や普及のための法律整備まで、すべてバックアップしたいと言ってきているそうです。デンマークだけでなく、香港やシンガポールからも熱烈なオファーが殺到。古舘キャスターがコーナーの締めくくりに「では肝心の日本はどうかというと厚生労働省。国土交通省・・・縦割り行政のハードルが高く国内での実用化は困難です。」
そうじゃないと思います。縦割り行政は程度こそ違えどこの国もある。でなければ行政が立ち行かない。役人、政治家それぞれが「これはいい」と思ったら連携取って特例を作ればいい。それだけのこと。政治家役人共に与えられた仕事を消化するだけという人間しかいないということだろうと思います。ちなみにこの会社の社長。「各国が興味を示し触手を伸ばしている中で日本の政府筋からはからはオファーが1件もない」と言います。