一昨日が会議(会議は一時間足らず、その後焼肉で飲み会)だったので車には乗らずJRで帰宅。昨日も連休の混雑を考えてまたJRで戻ってきました。往路もそうなのですが尼崎付近のカーブ。(マンションの壁がえぐられた跡が見えます。)人目もあるので手こそ合わせはしませんが通り過ぎるまでいつも黙祷します。昨日もすっかり暮れかかったたカーブに差し掛かったとき、いつもと違う神妙な車内アナウンスが流れました。「・・・・私達乗務員、乗客の皆様の安全に全力を尽くすことを誓います。・・・」思えば事故から丁度5年。4月25日。事故があったのは午前9時過ぎ。第一報は車のラジオで聞いたと思います。あと仕事先で見たTVの中継。鳥肌が立ちました。知り合いこそ乗り合わせてはいませんでしたがそれでもお得意さんの関係者が亡くなったと後に聞きました。亡くなった方106人。負傷された方はゆうに500人を超します。JR西日本の歴代社長が相次いで業務上過失致死傷罪で問われるという前代未聞の不祥事。昨日現地で行われた慰霊式に今回も元会長(当時の社長)は出席しなかったといいます。そうやって死ぬまで逃げ続けるのもひとつの生き方だとは思います。よく『企業は人なり』といいますが優れた人材が会社を作ります。これは社員だけを指した言葉ではない。少なくともこの人は企業の中で社長や会長などという人の上に立つべき人ではない。