終末⇔週末。
 よくやるんです。書いた文章を読み直す習性がないので(書きっぱなし)これまでもこういう失敗は数知れずやってます。よく来られる方はご存知でしょうが同じように文法も全く駄目なんです。それでも子供の頃国語だけは成績がよかったのが今でも不思議に思います。多分たまたま当時、試験にでなかったからじゃないか?と思います。それでもというか・・それゆえにかもしれませんが特定の人に直接届く手紙文には結構神経を使ってます。例えば、「拝啓」で始めて「敬具」で締めるのが一般的な頭語と結語の組み合わせで、「拝啓」は「拝=つつしんで」「啓=申し上げる」という意味となり、「敬具」は「敬=つつしんで」「具=申し上げました」という結びになります。
  手紙を出す相手がいわゆる目上の場合には、より丁寧な頭語と結語を使います。例えば、「謹啓」→「敬白」などで、「拝啓」→「敬具」と意味は同じですが、より一層丁寧な表現になります。また、急用の手紙の場合には、「急啓」→「早々」と書き、時候のあいさつを省略する場合には、頭語を「前略」「冠省」などと書き、結語は「早々」などで結びます。「早々」とは、「ぞんざいな走り書きで、失礼しましす」という意味となります。死亡通知やお悔やみなど弔事の手紙には、頭語を省くのが習わしで、「敬具」などの結語は使ってもよいそうです。
 尚、滅多にいただくことはないのですが女性からの手紙では頭語はあまり使わず、結語は「かしこ」で終わるのが一般的です。「かしこ」とは「恐れ多い」という意味の「畏し(かしこし)」の語幹で、「これで失礼します」といった意味となりますが文章のおわりにかなで「かしこ」なんてあったら人柄を感じさせられます。これは文字の力だと思います。
「上海万博のテーマ」実行委員会から岡本真夜の曲をパクった。使わせて欲しいと言ってきたそうです。文字の国のプライドはなくなったのかな?万博直前。事を大きくしたくないという思いが見えます。