商品補充を兼ねて利用者さんから預かったサービス代金届けに事業所に行きました。運悪く社長一人しかいません。「丁度良かった!今、電話しようと思ってたんやわ」『なんですのん?』話というのはやっぱり仕事の依頼。それも自分ちの利用者さんではなく他所から打診を受けたとかで内容が書いてあるファックスを目を細めて読んでくれます。60過ぎの男性。事故の後遺症で重度の麻痺。介助によってかろうじて座位が可能。ほとんど寝たきり。自立支援。聞くとやってみたくなります。『それで週何日?何時間?交代要員は?。何人が入るんですか?週一で夕方からなら私も・・・』「あかんのや。ウチのヘルさん、みんな嫌や言うてる。」『そんなら私一人?』。数年前の発達障害の利用者さんの仕事が頭をよぎります。当時はまだおふくろも元気でしたがそれでも一人専属はキツイ。この時も私が行けなくなると事業所も手を引きました。『無理です。安請け合いして行けなくなったら結果迷惑するのは利用者さん』「オジンさん。これがウチのシフト表や、見てみ」なるほど細切れに詰めているようですがそのほとんどが生活援助。身体はあってもごく軽度か・・?」私が入っていたようなところはお亡くなりになったので知らないところばかり。『前に何度か入らせてもらった○○さんの名前が無いみたいですが・・・』「施設に入りはったわ」ご家族やケアマネ。そして事業所の体制。ご本人の希望ばかりで決めたのでははないと思うけど「在宅で最後まで」こういう考え方ってやっぱり贅沢なんだろうか?『折角ですけども・・・』「やっぱり無理やわな。私もそう思ったんやけど」(それなら最初から言うな!)

卒業式のシーズンです。久々に今日の言葉。
    「生徒諸君に寄せる」 
  生徒諸君  諸君はこの颯爽たる 諸君の未来圏から吹いている 
  透明な清潔な風を感じないのか それは一つの送られた光線であり 
  決せられた南の風である 諸君はこの時代に強ひられ率ゐられて
  奴隷のやうに忍従することを欲するか 
  今日の歴史や地史の資料からのみ論ずるならば 
  われらの祖先乃至はわれらに至るまで すべての信仰や特性は
  ただ誤解から生じたとさへ見え しかも科学はいまだに暗く
  われらに自殺と自棄のみをしか保証せぬ むしろ諸君よ
  更にあらたな正しい時代をつくれ・・・           宮沢賢治