Photo  「優しい心が一番大切だよ。その心を持っていない、あのコたちの方がかわいそう」小森美登里さんの一人娘、香澄(かすみ)さんは、15歳の夏の日、夢に見た高校の吹奏楽部に恨みの言葉ではなく、こんな優しい言葉を遺して自殺(ご本人はこの言葉を嫌い自死と仰ってました。美登里さんは、絶望の日々のなか、この言葉に応え、夫と共に真実を求める険しい道を歩み始めました。いわゆる「横浜いじめ自殺事件」。お葬式の翌日、彼女宅を訪れ、『連絡を受けながらいじめを放置していた』と泣きながら詫びた担任(クラブの顧問)が日を重ねるに連れ態度が変貌していきます。同じように学校も自らの管理責任を認めようとしなくなる。そしてそれまで仲良くお付き合いしてきた父兄、母親達も『原因は彼女自身にある。巻き込まないで欲しい』と突き放す。四面楚歌の中それでも真実と謝罪がないままだと第2第3の被害者を作りかねない。なにより亡くなった彼女が憐れ。と活動を続けているそうです。この講演の手話通訳をと聾の方に誘われて行ってきました。講師のセンセとあと2名それと私。講演は途中NPO代表と人が変わりましたがそれでもその間3時間。2名のメンバーとセンセが通訳を続けてます。当初どこかで中に入って通訳をと思っていたのですが中途半端に入っても話の流れを壊します。それに私には知らない(忘れた)単語ばかり。ブツ切れ状態が出入りしても紛らわしいだけとただ黙って見てました。なんとも恥ずかしい。。「もっと勉強しないといけない。」痛感しました。それと一番肝心なこと。聾の方にどれだけ通じたのか?理解してもらえたか?「通訳」から「翻訳」。それは講演者の言ってる事を瞬時に理解して消化し自分の言葉で伝えなければいけません。今の私には至難の業。

 

http://www.cap-j.net/seminar/data/20100130komori.pdf