Awaodori

お昼過ぎ行ったお得意さん。今年初めてということでちょっと遅いけど一応年始の挨拶。「いいお正月でしたか?」「どうだろう?この工場。今年が最後の正月になるかも?」「へ!それはまたどういう?」「知ってのとおり情勢は最悪。去年の実績は全盛時の4割減。まだ2番底があるという・・・」このお得意さん大手鉄鋼メーカーの下請け企業です。「下請けを切って全て自社生産に切り替えるのではないかという噂もある。そうなるとお手上げですわ。オジンさんの自販機も引き上げてもらうことになる。なんせ工場が続けられるかどうかもわからんのやから・・・」年明け早々なんとも暗い話。「ま、そうならないように今はとにかく生き残り策を考える」「頑張ってください」としか答えようがない。新聞紙上やTVなどで不況にさらされる町工場を見かけますが実際目の当たりにすると社長はじめ従業員の人たちの気持ちが実感として伝わってきます。過去20年程のお付き合いですがこんな事をいう社長を見たのは初めて。夕方信金のに~ちゃんが積み立ての集金に来た時もそんな話をすると彼のお得意さんでもそういうケースがかなりあるという。なんとも暗い。そんな気持ちを切り替える意味で手話サークル。例の手話落語。これが・・・ボロボロですわ(笑)どういうつながりか分かりませんが最後はみんなで阿波踊り(笑)それにしても手話。何とかしないといけない。当面はこの月末に聾の方と一緒に講演会に行きますのでそこでの手話通訳。これを完璧にこなします。