「編集者さま。 私は8歳です。私の友だちはサンタクロースはいないと言います。
パパは「サンが言うことならそのとおりだ」と言います。
どうか私に本当のことを教えてください サンタクロースはいるのでしょうか?
115 西95番街 ヴァージニア・オハンロン」
パパは「サンが言うことならそのとおりだ」と言います。
どうか私に本当のことを教えてください サンタクロースはいるのでしょうか?
115 西95番街 ヴァージニア・オハンロン」
(この手紙は今もニューヨークに保管されています。
サンタクロースが空想の産物で親がプレゼントを用意していたことを分ってしまう年頃はかなり低年齢化してきたように思いますが、サンタを信じていた子供が些細なことからそのの存在を疑う。 今から112年前、サンタを信じていた一人の少女が些細なことをきっかけにサンタクロースの存在を疑いました。娘に問われた親は、その場で事実を話し子供の夢を壊してしまうことを避け、新聞に問い合わせてみることをすすめます。 バージニア・オハンロンというその少女は「サンタクロースはいるのでしょうか?」と書いて新聞社に手紙を出します。困ったのは質問を突きつけられた新聞社。論説委員が社説で答えます。「イエス、バージニア。サンタクロースはいるのです」Yes, Virginia, there is a Santa Claus.で始まるその一文は本にもなり様々な形で読みつがれ多くの人を感動させてきました。 人はいつしか目に見えるものだけしか信じられなくなってしまいます。この話は「本当に大事なもの、大切なものは目に見えないんだよ」と語りかけてくれます。 夢や希望、人に対する優しさ、目には見えないけれど確かに存在するもの、心を豊かにしてくれるもの、それらを象徴するサンタは現代社会にも必要な存在だと思います。
ちなみに現代私たちが持ってる恰幅がよくて赤い服に赤い帽子のサンタ像はコカコーラ社の広告が始まりだと言われてます。
ちなみに現代私たちが持ってる恰幅がよくて赤い服に赤い帽子のサンタ像はコカコーラ社の広告が始まりだと言われてます。
が訪れますように
メリークリスマス
