「・・・『あの時ヘルパーが適切な対応をしていたら、うちの家内はまだ生きていたかもしれん』と、よその事業所の利用者さんが言うのを聞いたことがあります。ヘルパーの仕事は何時も危険と背中合わせの状態です。今回の講習会はヘルパー以外の方にも役に立つと思いますので地域の方々にも参加していただきたいです。」 おふくろがお世話になってるデイのサイトでこんな記事を見つけました。丁度日曜日ということもあって行くことにしました。ところが当日あいにく姪の剣道の試合があるとかでおふくろを見てくれるものがいません。致し方なくおふくろ同伴で受講。介護者の講習に被介護者が出席するというのはなんとも妙な感じなんですが突然のことにも関わらずオーナーさんはじめスタッフの方々が暖かく迎えてくれました。感謝です。講習の内容ですが救命救急士の方を呼んで緊急時の対応研修会。応急手当と救命処置。AEDの使用法等は以前消防署で受講したのですが忘れている部分も結構あります。今、仮に近くの誰かがそういう状態になったら・・・やっぱり慌てると思います。『誰か救急車呼んでください!』つい言ってしまいそうですが誰かではなく人を特定する。みんなが反応するかあるいは誰も電話しないことがあるといいます。「救急車」というより「119」のほうがより適切。呼びかけ。気道確保。呼吸確認。マウスツーマウス。胸骨圧迫30回。その折にもし出血しているようなら、C肝その他の感染予防のためディスポ。なければビニール袋で代用。結構忘れてます。スタッフの方々も熱心に聞き入ってます。代わる代わる実習ということになっていつしかダミー人形に実際の利用者さんの名前を呼んでる方も。総勢30数名の講習会でしたが講師の方の説明ごとに質問が飛びます。改めていい事業所にお世話になってると思いました。