落語のネタに「饅頭こわい」というのがあります。実際は好物なのですがこわいというとみんなが面白がって饅頭を彼の部屋に投げ込みます。言った本人。大好物ですから一人むしゃむしゃ食べてます。投げ入れた面々「あんたが饅頭が恐い言ぅさかい、恐がらそ思てみんな饅頭買ぉて来たんや。あんたのホンマに恐いもん、何やねん?」言われた当人「今度はお茶がこわい」という下げで終わります。お人よしばっかりがしでかす他愛も無いお話ですが・・・台風。これはほんとにこわい。よく「地震雷火事親父」といいますが私は台風がトップ。ご存知の方もおられると思いますが和歌山に旅館を1件持ってます。もう閉館して随分になりますが10年ほど前に襲った台風で大変な被害を受けました。こちらからは200キロも離れてますので近隣に迷惑がかかってもすぐに対処できません。10年前がそうでした。近隣にお詫びをして修理。ところが普段付き合いがないのもあって地元の工務店は頼んでも忙しくて相手にしてくれません。挙句は法外な費用を提示。致し方なく本業休み休みでこちらから親類縁者を頼んで修理。完全に修復するまで実に2ヶ月かかりました。その時の辛さがトラウマになっているのか台風と聞くと過剰に反応します。夜上陸する台風の不気味さ。今夜は眠れない夜になりそうです。