同志社大学の教授でエコノミストの浜矩子さんの「ユニクロ栄えて国滅ぶ」という一文が話題になってます。で、いっちよ噛み癖から文芸春秋買って読みました。
「安売り競争は社会を壊す恐るべき罠だ。企業がライバルが倒れるまで消耗戦を続けると、経済がどんどん縮小していき、デフレの悪循環に陥っていく。・・・・自分さえ生き残ればいい、自分さえ勝ち残ればいい。安売り競争の背後にあるこの行動原理を私は『自分さえ良ければ病』と呼んでいる。」
ユニクロブランド。社名はファーストリテリング。経済不況が言われる中この会社と餃子の王将は業績を伸ばしてます。そこで冒頭のタイトル。かくいう私もこれまでユニクロ商品。何度も購入してます。ネットで買ったこともあります。(値下げ処分品)確かに度を越した安売り競争は本業でも常々苦々しい思いをしてますし「こういう競争は結局自分で自分の首を絞めることになる」とも思います。本業以外でも行き過ぎた規制緩和が町中から「屋」のつく商売(八百屋。魚屋。コメや。酒屋。最近ではタバコ屋も)を締め出してほとんど大型スーパーに形を変えました。地方に行けば駅前商店街を「シャッター通り」というそうです。繊維業界もユニクロオンリーになるのか?業界の人にはお気の毒ですがもうそんな次元じゃない。日本でこれまで培ってきた競争力。価格。品質を海外で通用させる。ユニクロの社長は言います「日本だけでモノを売っている会社は最終的には日本でもモノを売ることができなくなる。企業は生き残るために世界に出て行かなければならない」この業界もただでさえ狭い市場に海外ブランドが押し寄せてきている。明日10月1日。ユニクロはパリの一等地に2千平米の店をオープンします。これまで有名といわれているブランド店に殴りこみをかける。日本で認められた品質とリーズナブルな価格体系。案外イケルんじゃないか?応援したくなる。特に若い人達はやりがいがあると思います。そのうちH&Mやザラなんかよりユニクロがブランドになる?もともと小さな島国。外国で出稼ぎして食ってきた民族。案外こういうのが不況でくすぶり続ける日本のビジネスモデルになるかも?にわかに注目してます。