予想どおり、いやそれ以上の結果となった衆院選。民主党が480総議席のうち308議席を取りました。衆院選の一政党の得票数としては過去最高なのだそうです。それほどに魅力的な党なのか?どうもそうは思えません。自民党政治にあきあきして鞍替えした票が相当数あるそうです。選挙戦では、政策をアピールする余裕さえなく、「助けてください。勝たせてください」の連呼で負けた前職もいれば、与党への批判票を追い風に大勝ちした新人もいます。この選挙戦で自力をつけた議員もいれば、大物の退場によって求心力が高まった議員もいます。代表を含め小選挙区全員落選という党もあります。このあたり一位以外はみんな落選という小選挙区制の怖さを身にしみて感じている人もおおいでしょう。そういえば関西の某落語家がTVで「代表が落ちるという事は信仰が足らんということですか?」と発言。番組出演者を凍りつかせるハプニングがありました。放送局は直ぐ『特定の政党の投票と信仰心は関係ありません。お詫びして訂正します』と謝罪していましたが放送局ですら人選を誤ります。戦後1954年。吉田茂から鳩山一郎に政権が渡されましたが50年を経た今、その孫から孫へバトンが渡されます。実力が試されます。人選を誤ったといわれないように注視。これで終わったのではなくこれから始まるんですから。