サイモン&ガーファンクル。どちらも67歳。内容的には全盛期の頃のCD何度も聞いてますから衰えを感じないと言えば嘘になります。若い頃の透き通った声は望むほうが無理。でもどの曲もそれこそ何百何千回と歌い演奏してきてます。確実に上手くなってそれなりの「味」を出しています。特にポールサイモンのアコースティックがやっぱりいい。一通りヒット曲を歌ってきて一番拍手が多かったのがエルコンドルパサ。ほとんどがオリジナルなのですがこの曲は原曲がペルー民謡。そのあたりも日本人に受ける所以かもしれません。私の席からは豆粒ほどにしか見えませんが大きなモニターが4箇所に設置されて表情を見ることが出来ます。驚いたのはやはりヒット曲から「ボクサー」好きな曲なんですが間奏に「テルミン」を使ってました。ヒットした頃には考えられなかったことですがそれがまた上手く合う。総じてバックに助けられている部分がかなりありますがそれも実力のなせる技なんでしょう。閉口したのは帰路。開演は開場から時間もありそれほど混雑しなかったのですが何度かのカーテンコールが終わると客席が一度に立ち上がり最寄の駅まで数珠繋ぎ。電車乗れずに1本遅らせましたがそれでも超満員。インフル持ってる人がいたら絶対感染してると思います。(動画。当然のことながら館内撮影禁止です。これは6年前アメリカでのコンサートから)