午前中、手渡しした請求書(週に何度か訪問するお得意さんには郵送せず手渡ししてます)が他のお店の分と間違えて渡してしまいました。偶々業種も扱い商品も違うお店でしたので価格や売上額の比較対象にはならなかったと思いますが受け取った側から見ると気分のいいものではありません。次のお店で気づきとりあえず電話しておわびをと思い電話番号検索していたら着信。「オジンさん請求書間違ってますよ」「申し訳ありません。今電話しようと思ってたところでした。すぐにお伺いします。」「ウチは次回でもいつでもいいです。その間保管しておきますから・・・」そういわれて「そうですか」はない。すぐに引き返してまた丁重にお詫び。(気分悪くしてはらへんやろか?)あと1分早く気づいていたら・・・何より注意力の散漫を後悔します。かれこれ20年。気さくなお人柄のお得意さんの一言で救われました。もう少し仕事に身を入れないといけません。
 こんな話があります。勉強があまり出来なかった生徒に、担任の教師が「おまえは高校に進学するよりも、中学を卒業したら家業を継いだほうがいい」と言いました。それでもその劣等生は高校に進学しました。そこでまた違う先生と出会い、「今から簿記の勉強をすれば税理士になれる」と励まされました。彼は高校卒業一年目の19歳で見事合格したそうです。ご存知のように税理士試験は国家試験の中でも難関中の難関といわれる試験、しかも全国最年少合格者(当時)というおまけ付きでした。

 言葉は相手を落胆させたり勇気づけたり、やる気を引き出したり、奪ったりもします。長く幼児教育に関わってきた高橋系吾氏の「その一言」と題する詩を紹介します。これって先日の山本五十六の言葉にも通じるような気がします。ちなみに高橋氏が園長を務めていた道灌山幼稚園は水泳の北島康介選手が通っていたそうです。


   「その一言」    その一言で、励まされ
             その一言で、夢を持ち
             その一言で、腹が立ち
             その一言で、がっかりし
             その一言で、泣かされる
             ほんのわずかな 一言が
             不思議に大きな 力持つ
             ほんのちょっとの一言で