面白くないけど経済の話。「景況感マイナス58」そんな見出しが新聞一面に踊ってました。75年のオイルショックを越えたそうです。麻生氏のいう「100年に1度」というのも現実味を帯びて聞こえます。それでも他の国と違うのは内需拡大が見込めない。これが辛い。結果輸出に頼るよりない。輸出立国。本来の意味とは多少違うそうですが「他力本願」。自動車売上世界一を誇るトヨタ。超優良企業ですがこの10年で国内販売は一割減少しています。人口の減少。若者のクルマ離れ。原因はいろいろあると思いますが決定的なのが日本人が貧しくなったこと。これに尽きます。実感のない人も多いと思いますがかってGDP世界2位といわれていたのが今や20位にまで落ちてます。若年人口が少なくてその親が貧乏。日本は貧乏国なんです。それとこれだけクルマが大衆化しているのに購入時の諸費用。手間。あるいは意味のない車検制度。アメリカではクルマは基本的に店頭販売。日本でいう家電などの耐久消費財と一緒。お金払って帰りに陸運局に寄ってナンバーもらって自分で取り付ける。そういう商品です。それが世界一高い運転免許取得費用。登録諸費用。そして車検代。すべて警察官僚の天下り先を潤す為にある。ちなみに話題の高速料金1000円の「ETC」これも国土交通省の天下り先。こういうハードルを無くさない限り国内でクルマを買おうという人は減る一方だと思います。結局この国は役人に食いつぶされる。資本主義をうたいながら何故か旧ソ連を連想してしまいます。夕方いつも通る公園。数人の男女がビニールシートや缶ビール。コンロまで持って集まってました。いよいよお花見シーズン開幕ですか。(寒くないかな?)