ニュースに取り上げるのはどうかと思いますが話題になってます。総務省の政務次官が「派遣村」を訪れて「本当に真面目に働こうとしている人達が日比谷公園に集まってきているのかという気もした」と述べたそうです。その上で「講堂を開けろ、もっといろんな人が出てこいと言っていたのは学生運動の戦術、戦略が垣間見えるような気がした」とも。ケースは違いますが以前、大阪でもサミット開催のためにと大阪城公園のテント村を強制撤去しているのを見た記憶がよみがえります。随分前から告知はしていた筈なのに強制執行の日まで動こうとしなかったホームレスの人達とそれを支援するグループ(これがよくわかりません)行政側の執行官との怒号ともいえるやりとり。最終的には文字通り強制執行しましたが「マスメディア的には「絵」になる。そう思って見ていました。今回の政務次官の発言。野党民主党。国民新党が「ひどい発言だ」「政務次官の責任追及。解任要求を突きつける」といきまいているそうです。一般ウケはすると思います。でも500人を超す「村民」おそらく半分以上はもともと働く意欲のないいわば「プロ」のホームレス。「ここにいればいいことがある的発想」の便乗組みではないかという気がします。そういう人達が巷に増えてきているのももちろん問題で根本的に考えなければいけないとは思いますがそれにしてもなんとも情けない。この人達に聞いてみたい「世の中には自分よりもっと困ってる人がいる。そしてそういう人達は滅多に助けを求めない。手を差し伸べても払いのける。そんな人あなたの周囲にいなかった?」古来日本の文化の特性は「恥」の文化だと思ってました。恥を知る。いつからこういう国民性になったのかな?なれそうにもないけど私には政務次官は勤まりません。