以前不動産を売却依頼した時の営業担当から昼過ぎ携帯に電話。「お久しぶりです、その節は有り難うございました。今、お時間よろしいでしょうか?」どうせたいした用でもないと思い「運転中です。手短にお願いします」(実際はそうでもなかったんですが)というと「申し訳ございません。後ほど掛けなおさせていただきます」といって切りました。20代半ば、まだケツの青い営業。その割には妙にクソ丁寧な「物言い」がなにか馬鹿にされてるようで馴染めずあまり好感を持ってませんでした。私の応対から相手も多分その辺は察知していたと思います。そうでなければかなり鈍い。そんな感じで電話があったことほとんど忘れてました。夕方仕事終わって日報書き込んでるとまた電話。「先ほどは失礼しました。」「こちらこそ。ちょっと忙しくしてたもんで・・・」「オジンさん。白浜に旅館お持ちですよね?」「ん?そんな事言ったかな?閉館して随分になるけどあるにはある」「先週週末に白浜に慰安旅行に行ったのですが以前そのお話聞いてましたので近くということもあって立ち寄ってみました。玄関上の壁が一部崩落してます。これはご報告しておいたほうがいいと思いまして・・・」「うわっ?どの辺り?」彼が頻繁にウチに出入りしていたころ、話のついでに言ったと思う旅館名を記憶していたようです。これを商魂とみるか或いは思いいれとみるか?いずれにしても一年近く前のことを覚えていて電話掛けてくる。付き合うと案外「いい人」なのかもしれない。そう思って話を他に振ると「兵庫の○井組が民事再生法適用らしいねぇ」「よくご存知で、兵庫県最大手です」しっかり受け答えする。そして情報量もなかなか多い。今まで慇懃無礼と嫌ってたのが真面目さの表れにみえて来る(笑)。人の印象って一時の感情で「決めつけてはいけない」そんなわけで今週末は急遽予定変更「白浜へ修理の旅」(チックショー!)