土曜日、ずっと前から言われていたのですがなかなか時間が合わず延び延びになってました来客。マンション買って半年以上になるのですが血縁者でない初の来客です。とはいってもその日は料理教室開催日。昨日アップした料理。1時半から講習。調理。実食。終わってみれば4時。そのまま電車に乗って40分。母親と妹が部屋の掃除をしてくれてます。「肉と野菜。卵に調味料それと鉄鍋持参で行くからご飯だけ用意しておいて下さい」とのこと。こういう客はいい。大歓迎です。(笑)60過ぎ、元自衛官で70キロは優に超す巨漢のご主人とバランスを取るかのようについてこられた華奢な奥さん。「オジンさん張り込んでエエ肉買うてきたでぇ・・。ここから先は私に任せて。私のすき焼き。誰が食っても美味いといいます」なるほどいかにも上質な肉がどっさり。教室でたらふく食ってきたからどうかと思ったのですがこれを見せられると食欲が沸き起こる。手際よく鍋に食材をいれ味付けは砂糖。醤油。それと酒だけ。(関西風。関東では割り下を使います)その間もおしゃべりはとどまることをしらず、時々奥さんに「砂糖もうちょっと」「醤油」と指図する。(家でもこんな感じなんやろなぁ・・・合わせるの大変だろうなぁ)「もういけまっせ。オジンさん!」ではそろそろと箸を取りかけるとおもむろにご夫婦手を合わせ「・・・・に感謝致します」よく聞きとれませんがとりあえず一緒に手を合わせ最後に「アーメン」。ココだけ合います。ちょっとキャラは違いますが昔NHKでやってた「大草原の小さな家」。あの感じ。ただあの家族(インガソルファミリー)はすき焼きは食べないと思う。一拍置いてさてそれではと一口。「美味い!」思わず口をついて出ます。「そうやろぉ~」ご主人。わが意を得たりという満足そうな笑顔。いい人なんやねぇ・・・(もう少し口数が少なかったらもっといい人なんやけど)「いいなぁ・・・あの庭。枝豆植えたらどうです?そろそろ芝を刈ったほうがいい。短くしたほうが活性化するんです。芝刈り機もってきてあげましょか?」「へ~そういうもんですか?」わいわい言いながら過ごして気がつけば11時。「まだ肉残ってるからもう1回分ぐらいいけます。鉄鍋置いていきます。明日また教会で!」(来ると決めてかかってる)嵐のような数時間が過ぎました。翌日脱力感がとれないので結局礼拝には行きませんでした。