♪サラリーマンはぁ~気楽な稼業と来たもんだぁ・・・
今は亡き植木等氏の歌にそんなのがありました。(知ってる人はそこそこの年代)
学校出たらサラリーマンかOLになるのが定番とされていた時代が長く続いてましたが今、なかなかそうもいかないようで一流と言われる大学出てもフリーター。派遣。という人達がかなりいるとか?。そういう意味では私の世代はある意味恵まれていたのかもしれません。どんな不細工なヤツでもそれなりに就職して半年もすれば「根っからのサラリーマン」みたいな顔してました。司馬遼太郎がその著作で次のように述べていたのが印象に残ります。「サラリーマンたちの70パーセント以上は祖父の代まで、太陽の下でスゲ笠を かぶりながら畑の草をとっていた。たった二代で大変化をおこしたこの社会で、 われわれはわりあい平気で生きているというのがこっけいなほどだ・・・」会社勤めがこれほど多くない時代には、家業があったり、農家や職人であったり、子供たちの多くは親の背中を見て育ってきました。自然と仕事の厳しさや尊さを理解し、稼ぐということの大変さとお金の大切さを肌に刻んできたように思います。翻って私。何故かサラリーマンにならず、独立自営。親父もそう。ウチの家系は進化してないのかもしれません。だからといってサラリーマンが嫌いなわけでもないしなにより何百何千万損をしたからと言って「給料から差し引かれるわけでもないし休まず働けば毎月決まってお給料がもらえる。羨ましく思う事がよくあります。若い頃「オマエの給料。俺三日で稼ぐ」といきまいていたのが今は全く逆転。偶に同窓会で顔をあわせても所得の話になると話題を変えるようにしてます(笑)。それにしても今の若い人達。生まれてきた時代が悪かったのは確かですがそれでもそういう時こそチャンスだと奮起して欲しい。英雄ってそういう時代に生まれます。不遇をバネにして欲しい。二代前まで畑の草とってたんですから・・・