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誰もいない旅館。いつも玄関ではなく調理場の勝手口から入ります。鍵を開けて一歩中に入ると湿気交じりのよどんだ空気。コレが嫌でそのまま屋上まで上がります。そして3階。2階。1階と各部屋を点検。窓を全開にします。昨日のような雨の日はあんまり意味がないように思うのですがそれでも全室の窓を開けて回ります。3階の一番端の部屋から次の部屋に移ったとき先の部屋から物音がしたような気がしました。「誰もいないはず」そう思ってまた戻るとやはり誰もいません。気のせいかと次の部屋。またゴソゴソっと音。今度はワードロープ。押入れからバス。全て開けますが誰もいない。朝からの雨に濡れたせいか背中がゾクッとします。これは今回に始まった事ではなく何度か経験してますがどうも何かがいるような?そんな気がしてます。私が関わるようになってからはそんなことなかったのですがもともと中古で買った物件。病院ほどではないでしょうが旅館も何百何千の人が利用します。中にはそこで亡くなる人もある。あるいはその霊?それとも私がこれまで関わってきた人?判りませんが気配らしきものを感じます。でも悪さはしない。それどころか守られてる。昨日はそうでもなかったけどこれまで何度かかなり危険な作業をしてきましたが不思議と大きな怪我はしませんでした。あまりそういう類の話は信じないほうですが案外あるのかも?最近になって思います。そのほうが考えに幅が出来て面白い。そしてもし会えるものなら一度会って話してみたい。
次回はペンキ塗り。