胡錦濤主席が福田総理を訪問。戦略的互恵関係とか訳のわからん「歯がゆい」声明をして帰国。同時に起きた四川省の大地震。6千人を超す死者を出した阪神大震災より大規模といいます。今朝の朝刊で8700人。夕刊では9200人。阪神のときもそうでした。日増しに犠牲者の数が増えていきます。地震当日つけっぱなしのTVの画面に犠牲者の名前がエンドレステープのように次々と書き出されていく。そしてその間に小刻みに不正確な情報が送り出されてきます。夕刊の見出しに「1万人が生き埋め」APやロイターの撮った写真。救出作業に励むレスキュー隊員の背中に「CHINA救援」の文字。避難した少女の呆然とした顔。ついそこで起きた出来事のように伝わってきます。政府はもちろんですがNGOや自治体でも支援に飛ぶ用意はしています。多くの犠牲を払って得た知識。経験を生かす。これは残された者たちの使命でもあります。それでもあの国は「諸外国の人的物的支援は受けない」という。勘ぐるわけではないけれどチベット問題で大規模なデモがあった地域。外部の介入を避けたいのか?。事故、災害は初動が大事。1分1秒が生死を分ける。町村官房長官曰く「中国という国は自己完結ですべてをしたい国だと思う」国ってなに?国はそれでいいかもしれないが国民はたまったもんじゃない。日本の10倍の人口。バブル。持つものと持たないものの差が極端。年初の豪雪。餃子。チベット。そして地震。次々と歪が出てきています。これは何かのサイン。そう受け止めていい。かろうじてオリンピックで持っているけどそれ以降。国民がついてくるかな?ターニングポイントかもしれません。変わると思います。