心理学というとすぐフロイトを思い浮かべる人多いと思います。
それほどに有名ですがイマイチ判らないところが多い。同じ心理学者でアルフレッドアドラー。(ちなみによく似た名前でアルフレッドハウゼはタンゴ。安室奈美恵のマネはアムラー。今は死語になりました。)フロイトの難解な「精神力動論」に対してこちらは「勇気付けの心理学」。わかりやすい。3人の子供が動物園でライオンの檻の前に立ちまし た。1人は母親にしがみつき「家に帰りたい」という。次の子は「僕は怖くなんかない」と言いながら震えて立ちすくむ。3番目の子は「なんじゃこんなもん!ふんっ!」と言ってつばを吐きかける。アドラーによると本当は3人とも劣等感を持っているのですがそれぞれのライフスタイルで感情表現をしたといいいます。弱気になる子。強気で押す子。攻撃的に出る子。その子なりの環境適応法。「人間である事は劣等感を持つこと」この劣等感は自我の発達状態と密接な関係があります。自我とは他者との関係から自己を区別する意識。自己中心的な感情と呼んでもいい。「三つ児の魂百まで」と言います。自我の基本的な部分は四、五歳位までの間に出来あがるとされています。この期間における甘やかしや無視が後々の劣等感の遠因をなすとするのがアドラーの主張。人は不味く生まれたのではなく不味く育てられた。劣等感は自分自身についての誤解。克服するとは、現実を認めてこの誤解を解く事といえます。そのためには、自分で自分を積極的に激励し続ける必要があります。そうすることによって自身でひけ目に思っていたことが、実は個性であったことに気付くことができます。殆どの人間は「♪東京が駄目なら名古屋があるさ」それが駄目でもこれがあるという別のものをもっています。(中には全く取り得がないという人もいますが・・・誰の事?ほっといて頂戴!)このことによる劣等感の克服を「補償」とよびます。ちなみに最初の例え。子供の頃の私は2番目のタイプだったと思います。今?ほとんど変わってない。