山口県光市の母子殺害事件。差し戻し審の判決が下りました。高裁から最高裁。そして差し戻し。この時点で極刑を予感した人も多かったと思います。私もそう思いました。犯罪時18歳。未成年だからという考え方。判例に習って下ろした判決が上からまた戻ってきた。同じ判決を下すのならその必要はない。「無期懲役」が妥当性を欠いているというなら死刑しかない。ここで予想外の展開。21人もの弁護士が被告側につき荒唐無稽とも言うべき理屈をこね傷害致死罪を勝ち取ろうと画策した。結果これが世論の反発を買い挙句同業者の弁護士(現大阪府知事)からも懲戒請求を出されるにまでいたる。(この件はちょっと売名っぽい気がしました。)いずれにしても弁護士達の言われるように前言を翻しおよそ真実味のない証言をして墓穴を掘った元少年。それほどまでして生きたいのだろうか。人の命の重さと自分の命の重さ。特筆すべきは被害者の夫。何度かTVで見ましたが法曹界には全くの素人。独学で「裁判は遺族の被害回復の場」と家族を守ってやれなかった後悔をバネにここまで戦ってこられた。32歳というから9年前は23歳。自分に置き換えてもここまではできない。敬服します。