昔昔(むかしむかし)、浦島は助けた亀(かめ)に連れられて、龍宮城(りゅうぐうじょう)へ来て見れば、絵にもかけない美しさ。
乙姫様
(おとひめさま)の御馳走(ごちそう)に、鯛(たい)や比目魚(ひらめ)の舞踊(まいおどり)ただ珍(めずら)しくおもしろく、月日のたつのも夢の中(うち)
(あそび)にあきて気がついて、お暇乞(いとまごい)もそこそこに、帰る途中(とちゅう)の楽しみは、土産(みやげ)に貰(もら)った玉手箱(たまてばこ)
帰って見れば、こは如何
(いか)に、元(もと)居た家も村も無く、路(みち)に行きあう人々は、顔も知らない者ばかり。
心細
(こころぼそ)さに蓋(ふた)とれば、あけて悔(くや)しき玉手箱、中からぱっと白煙(しろけむり)、たちまち太郎はお爺(じい)さん

 
「浦島太郎」作詞作曲不詳・文部省唱歌(2年)
童謡って聞かなくなりました。手話講座のグループで1月。新年会の出し物。曲を当て振りよろしく手話で表現します。当初「ドラえもん」が有力だったそうなんですが「ちょっと他所とは違うところを見せたい」とかでどういうわけか「浦島太郎」。古いの好きなんですがさすがに5番まであるとは知りませんでした。(せいぜい2番までかな?)それにしても『お暇乞い』『こは如何に』昔の子供って難しい言葉知ってるんやねぇ