陶芸教室の帰り道。イヤホンつけて自転車飛ばしてると暗がりの中、小太りのオッサンが千鳥足でよろよろとこちらに向かって歩いてきます。やり過ごしかけて「ん?どこかで見た・・・」「○○さん?」「ヨー!オジンやないか!」酒臭い!「ええ機嫌に出来上がってぇ。どこで遊んできたんですかぁ?」同業者。この人中学が私と同じ。私よりずっと先輩です。「オジン!俺今年あたり仕事リタイヤする。」大分回っているのは話しながらもふらつく足元で分かります。「仕事中に倒れてる。なんて死に方はせん!」「そうなんですか?しっかり稼いでたんまり蓄えもあるわけで。後は悠々自適ですか?」「違う!いつまでも仕事を杖にしたらアカン。」「杖?」「そうや!俺は来年から株式投資。山登り。ヨット。囲碁。を杖に生きていく!オジンも仕事以外の杖見つけておきや」三好春樹の言葉に「介護とは考える杖」というのはありますがこの人の言う杖は生きていく上での支えということかな?」仕事人間といわれる人ほど仕事を離れると何故か侘しく見える。それは私もよく見て知ってます。仕事が生きがい。「老後の楽しみに取っておく」といってしたいことを我慢する人がいますがそんな人に限っていざそのときになったら何も出来なくなってる。早くから手がけていないとモノにならない。そんな簡単に切り替えができるものでもない。「早よ帰らんと奥さんにしかられまっせぇ」「うん!帰る!」リタイヤの真偽はともかく、改めてこれからの生き方について考えさせられました。