昨日。TVで「私の頭の中の消しゴム」を見ました。途中何度か席を立ち、集中してみる事が出来ませんでしたがどちらかというとラブストーリーの色合いが濃い作品。認知症に限らず障害者が主人公の映画に多いのですが。作者の意図か、あるいはそれほど深く調べていないのか、上澄みのきれいな部分だけを「背景」として取り上げた作品に出会いがっかりする事があります。かといって私が撮ったら多分ヒットしないと思います。第一ラブストーリーは経験不足で無理(笑)
今日(17日)NHKで20時から「認知症そのときあなたは」という番組が放送されます。以前にも何度か取り上げましたが60歳では1%。それが80歳では25%。100人に一人だったのが20年の歳月を経ると4人に一人。ウチの事業所の利用者さんもそれぐらい、或いはそれ以上の割合だと思います。私の母親も先日脳に萎縮が見られると診断されました。認知症。つい先年までは痴呆症といわれどこか遠い世界の他人事と思っていましたが今、高齢化社会が進むにつれ「一家に一人」の時代に突入しようとしています。誰もがその時対応を誤らないように最低限の知識は持っていなければいけないと思います