母親が病院から貰ってきた薬を見せて貰いました。「アリセプト」何度か耳にしたことがあります。現在アルツハイマーの唯一といっていい薬。変性疾患にのみ適応するといわれてます。母の場合後頭部の脳に萎縮が見られるそうです。部位によって記憶のジャンルが違うのかもしれません。そもそもアルツハイマーは脳の神経が減っていく病気。アリセプトには残っている神経の通りをよくする効果があると聞いてます。消極的治療と思いますが現在のところコレしかない。それすら効果のある人ばかりではないようです。後は周囲が見守るしかない。進行を遅らせるリハビリもあるそうです。回想。音楽。コラージュ。絵画等。この病気にかかった人を家族に持つ人達の書かれたものを読むと必ず出てきます。いずれ試す事になると思います。ひとつ気になる事。本人はどう捕らえているのか?義妹の話では「直接的な表現を避けておられたようでその辺はお医者様のお話もよく分かっていなかったように思います。」よかったと思います。実体を知ればすぐに受容できるものではないと思うし知る必要も無い。ストレスが病状に影響しないとも限りません。帰り支度を始めると「今度の日曜日も来るんか?」と聞きます。「来週は本職でイベントがあるので休みなしや。来られへん」「そうか・・・」しばらくして帰り際「今度の日曜も来るんか?」「来週は無理やけどそのうちまた・・・」