7年前の山口母子殺害犯(現在25)に対し昨日最高裁は2審への差し戻しを言い渡しました。「元少年の死刑回避(無期懲役)は甚だしく不当で正義に反する」未成年者への量刑については以前にも書きましたので控えますが成人なら一人殺害しても死刑があり得るのに未成年なら4人。判例主義の司法もさすがに世論を無視できなくなったような気がします。差し戻し審からまた最高裁。3年程かかるそうです。この事件で特筆すべきは被害者の夫で父親でもある方のあくなき執念。彼のこれまでの一貫した主張。これが無ければこの裁判は無期懲役(7~10年)でとっくに結審していたと思います。それほどに家族を愛していたのかと心を動かされます。同時にそれが司法をも動かす。ご本人は最高裁が判決を下さなかったのを唯一不満だと仰っておられたようですが私はある意味そのほうがよかったのではないか?殺害犯にとって7年で出所できると思っていたのがこれからの3年間。生と死の狭間を生きていく。その苦しみを味わった上での判決。それもあっていい。(私、結構陰湿で残酷なんです)また、裁判官の意識の中に3年後に迫った裁判員制度もあったのではないか?これは裁判官が国民に向かって投げかけた「宿題」と勝手に推測します。

※裁判員制度・・・国民の中から無作為に選出され、殺人,傷害致死などの重大事件の刑事裁判で、裁判官と一緒に裁判をするという制度。私みたいに「仕事が忙しい」等の理由では原則、拒否できません。(こんなのに選ばれたらえらいこっちゃでぇ・・・)この件についてはそのうちまたⅡを書くつもり