ご存知の方も多いと思いますが荻原浩著の本のタイトル。本屋の目に付くところに積んであります。ガイドの仕事中いつも横目で見ながら通り過ぎてました。最近はネットで買うほうが多いのですがこの前どこかでもらった図書カード3000円。今日やっと時間が出来たので買ってきました1575円。発症してから5~7年という若年性アルツハイマーと宣告されたサラリーマン佐伯。広告会社部長という立場。部下に知られたくない。薄れていく記憶を必死になって繋ぎとめるべくメモをとる。ポケットはメモでいっぱい。それでもいつも通る道筋がわからない・・・社会の目、介護保険制度の不備。そんな彼を受け止め支え続ける妻枝美子。主人公の趣味が陶芸というのもいい。父親を同じ病で亡くし遺伝ではないかと恐れ、また没後何年も立ってからの共感。告知されてからそれまでの食生活を一変させ、少しでも効果がありそうなメニューを並べる枝美子の心根も愛しい。ラスト『枝美子といいます。』『いい名前ですね』泣かされます。長編ですが一気に読み終えてしまいました。同名の映画が渡辺健主演で公開されます。いまやハリウッドスターになった彼。ちょっと「濃い」感じがあまり好きではなかったんですが演技力は誰もが認めるところ。TVでスポットを見た限りではカッコよすぎてイメージとは違う気もしますがやっぱり見てみたい。http://www.ashitanokioku.jp/