ずっと楽しみにしていたんですが、今日行くことができました。ご存知のかたも多いと思いますがロシアの詩人プーシキンを冠する美術館。その収蔵品のなかでもルノワール。マティスを始めとするそうそうたるフランス近代画家の作品が移送され先日より国立美術館で公開されてます。会場に入ってまず目を引いたのがルノワールの「黒い服の娘たち」100年以上も前の作品ですが昔の恋人にその当時のままの姿で会ったような気分。心が躍りま
す。コピーは子供の頃から何度も目にしたのですが実物はもちろん初めてです。並んでドガの「写真スタジオでポーズする踊り子」次にモネの「白い睡蓮」睡蓮=モネ。その中でも代表的作品。
ゴーギャンがタヒチで描いた「ヴァイルマティ・テイ・オア」ゴーギャンと喧嘩別れしたゴッホ。「刑務所の中庭」晩年の作品。悲壮感が漂います。ルソーの「セーブル橋とクラマールの丘」パリのいい
時代の風景が懐かしい。ピカソの「アルルカンと女友達」極めつけはマティスの「金魚」さすが!です。一見粗野な感じですがその装飾性?(以前本人が自分の感情を表現するのに装飾という言葉を使っていたように記憶してます。)とにかく見て楽しくなる。あとそれほど有名ではないのですがエルーの「白い服の婦人」自身の奥さんがモデルだそうですがこれも好きな作品です。カリエー
ルの「母の接吻」セピア色でモノトーン。それでいて柔らかい質感。これもいい。美術館をあとにして尚しばらく興奮が冷めません。おりしも今日は小正月。目の正月をさせてもらいました。(オジンくさい言い方)4月まで展示してるそうなのでまた行くつもり