「おめでとうございます。今年もよろしくお願いします」今年初めての訪問先。挨拶を交わし合います。「なんかずっと会わなかったみたいな気がしますねぇ。○夫も楽しみにしてましたんですぅ。○夫ぉ~オジンさんが来はったよぉ~」「ほんならちょっと行ってきますぅ」と利用者さんと2人出かけます。ふと見ると毛糸の帽子の下。耳にイヤホン。「○夫さん補聴器つけてるんか?」(わかってて聞く私も意地が悪い)「ちゃう!デジタルプレーヤー」「いいなあ。お年玉か?」「そや!オジンさん聞いてみる?」イヤホン借りて聞いてみるとやっぱりアイドルちゃんの歌声。「ホーこりゃいい。お母さん無理したなあ」「前から欲しいって言うてたんや」「大事に使わんとあかんよ」「ちょっと待ってや。こんなんも入ってるんやで」♪タラッタラッタ~壁際に寝返り打ってぇ背中で聞いている~「これ沢田研二やない?○夫さんこんな曲知ってるの?おかしいなぁ!これ流行った頃、○夫さんまだ生まれてなかった筈や、あんた年ごまかしてるのと違う?」(外出する時は療育手帳と無料交通パス。私が携行してます。生年月日も知ってます)「ほんでも知ってるモン。♪・・・ここでパーっと帽子投げるんや♪」録画で見るのかなぁ。知ってる筈の無い昔の事を知ってるということを自慢したい。分かるような気がします。私もそんな頃がありました。この人は今、丁度そういう感じなのかもしれん。それにしてもデジタルプレーヤー。私も一つ欲しい。事業所の社長。経費で出してくれんやろか?「冬の外出介助にカイロと共に必需品」とか何とか言って・・・無理かな?