先日の某ホテルの支配人さんの話ではクリスマスは予約で満室だそうです。いい時代だと思います。この時代に青春期を迎えたかった。(笑)私の若い頃はそんな風習?は無かった。いや!どんな時代にも例外はいます。その仲間に入れなかったら惨めやろなぁ・・・と考えると今の時代でなくて却って幸せだったのかもしれません。世間が裕福な時に一人貧しいのは辛い。周囲のみんなにパートナーがいる時に一人ぼっちはより孤独を思い知らされます。クリスマスの頃に思い出す短編にOヘンリーの「賢者の贈り物」があります。クリスマスを明日に控えて、妻は泣いていた。愛する夫にプレゼントをしたいのに手元にお金が無い。長く美しい髪を切って夫が大事にしている時計の「鎖」を買います。一方夫も大事な時計を売って愛する妻の美しい髪にふさわしい髪飾りを買う・・・巷にクリスマスプレゼントが言われる時期、用は成さなかったけど「心のプレゼント」を交わし合った二人。同じように有名な「最後の一葉」とともに誰もが「ああ、あの話・・」と言うポピュラーな話ですけどこういうの結構好きなんです。ちなみに真偽の程は定かではありませんがペンネーム「Oヘンリー」はおーい!ヘンリー(猫の名)から取ったそうです。