10月31日。障害者自立支援法が成立しました。予想通りです。それほど話題にならなかったようですが来年の春。陽気がよくなる頃にそこここでいろいろと問題が出てくると思います。私達介護者のサービスのみにとどまらず医療費や生活の根底にかかる費用。光熱費や食費。何処かで誰かが仰っているのを見かけたのですが「トイレに行くのにもお金が掛かるようになる。」重度な人ほどサービスが必要。負担が大きくなる。何度も書きましたがこれは生きる権利だと思います。利用料を負担させたいのならそれに見合う収入を確保できるようにするのが筋。これからはおよそ福祉とは程遠いようなことが現実に起こります。私は常々、障害者(嫌な言い方ですが)は障害を個性と考えるようにして欲しい。支援を受けるのは当然の資格だと思って欲しいと考えてきました。治癒するような病気でなくその障害と一生付き合わなければいけないのです。それでも明るく前向きな人達に「生きている事を後悔させる」ような事があってはいけない。
話はころっと変わって(いつもこれや!)いい気候になりました。「菊人形展」が大阪枚方で開かれてます。今年のテーマは「源義経」。利用者さんの一人が昨日「行きたい」と仰ってます。介助する事になると思います。菊師(職人)の高齢化で今年限りで終わるようでなかなかの盛況とか?土日ともなれば混雑必至。結構神経使います。最近 人ごみの中での介助が苦痛に思うようになりました。ちょっと嫌やなァ・・・歳かな?