僕は基本的にアナログ人間です。
フォトレタッチは必要に迫られて覚えましたが、それでもあの膨大な機能を全て使い切っているわけではなく、まだまだ未知の世界。
つい最近までフィルム納品していたわけですし、フォトレタッチなどは始めて10年目ではあるが、仕事として本当に使うようになったのはこの5年位である。
自分が出来なかったことが、仕事を通してやらざるを得なかったわけです。
先ほどアナログ人間と書いたが、やはり写真はいかに最初の出来を良くするのかが肝要ですな。
デジタルはROWだから大丈夫だと思う方も多いのだが、デジタルはシビアですね。
カメラのメーターなんか信用していないから時代に逆行しているかも知れないが、やはりメーターは本当に大切。
スタジオならば壁だけでも9箇所測ります。
アナログ人間かも知れないが、フィルムは例えポジでもデジタルに比べらればかなり助かるパターンがあったけれど、デジタルはシビアなんで、いくら確認できるといっても、スタジオならともかく屋外だと(特に午前中)色温度はころころ変わるし、露出はレンズを少しパンすれば変わるし、やはり時間をかけられる時はメーターできちんと測ります。
原点回帰ですかね。