こんにちは!
秋よしやすです。
今日、ニュースで聞いたのですが
日本からウクライナに支援物資として発電機を送ったという話。
ウクライナって日本の近くで言うと樺太くらいの緯度で
北海道よりだいぶ北。
12月26日の気温は首都のキーウでー1℃だそうで、
北海道が3℃なのと比べてもさらに寒い。
本当に厳しい寒さなんだなと改めて実感します。
そんな中、現地はかなりの範囲停電しているということで
元々電気での暖房が多かったウクライナでは暖まることも難しい状態だそうです。
そんなところに送る発電機ってどこのメーカーだろうとみると
到着した写真が産経新聞のサイトに載っていました。
エアーマン SDG60
この発電機は屋外用ディーゼルエンジン付きのブラシレス励起方式の発電機
100Ⅴのコンセントが6口付けられるものです。
エアーマンと書いたこの発電機は、工事現場で使っていたり、トラックに積んで移動させていたりと
日本で普通に過ごしていても見覚えがある人が多いんじゃないかと思います。
屋外用の発電機と言えばエアーマンだよなぁ。と言われるくらい
現場の人にとってはメジャーな一品。
発電機だけでなくエンジン式のコンプレッサーもメジャーです。
ブラシレス方式というのは、摩耗が少なく比較的長持ちするちょっといい機種ですね。
エアーマンというと昔ニコニコ動画で流行った
倒せないと評判のあのロボットが思い出されるのですが、違うやつです。
エアーマンというのは実はメーカー名ではなくブランド名。
作っているのは北越産業という新潟の燕にある会社。
新潟で燕三条というと大阪の堺のように刃物や金属加工で有名ですが
実は燕市と三条市を合わせたもののことです。
昔から金属加工業が多い燕市では、意外と有名なメーカーがあります。
測定機器で有名なシンワ測定もこのあたりに本社を置くメーカーです。
最近家電で見るようになってきたツインバードも燕市のメーカーだったりします。
そんな燕の技術力で作った発電機なら、
ウクライナでもしっかり働いてくれるのではないでしょうか。
外務省のサイトによると支援で発電機を25台送ったとあります。
もちろん十分な量ではないでしょうが、少しでも寒さに凍える人が減るといいなと思います。