aki YOGA ☆happy

皆さんこんにちは。
東京は曇りくもり
また少し寒いですね。


7日に行われた私のWS 浦和ヨガ教室【呼吸の重要性 呼吸法を学ぶ】を簡単にまとめます。



呼吸をすることは、生きることです。
生命に直結する呼吸に、意外にも多くの人が無関心でいます。



呼吸法とは、「調気法、調息法」と言い、呼吸を整える、気を調えるという意味があります。

そしてサンスクリット語では「プラーナヤーマ」と言い、プラーナ(生命エネルギー)を拡張・伸ばす、コントロールすると解釈します。



ヨガをするうえで、正しい呼吸を行う利点は大きく二つあげられます。

①血液、脳、全細胞に酸素を多く送ること。

②プラーナをコントロールし、それによって心をコントロールすること。


①は理解しやすいですね。
普段私達は肺の容積を十分に生かす呼吸をしていないので、多くの酸素を取り入れるヨガの呼吸によって生命力が高まり、病気に対する抵抗力も高まります。

呼吸法によって健康になった、と自覚する方も多いですよね。

身体における呼吸の経路、その意義、使う筋肉などをお話ししました。

②は??
どうして呼吸をコントロールすると心がコントロールできるのでしょう?

心と呼吸は相互に依存しています。
怒りや恐怖を感じると、呼吸は浅く早くなり乱れます。
反対に、くつろいでいて穏やかであれば、呼吸は深く遅くなります。
また何かに集中していると無意識に呼吸は遅くなり、時には呼吸が止まっていることに気が付きます。

それは呼吸が身体と心の働きを司る自律神経(交感神経と副交感神経があります)と密接に関わっていて、呼吸を深くすること、長く吐くことによって「リラクゼーション反応」をもたらす副交感神経を誘発できるからです。
それによって、身体も心拍や血圧が下がり、脳波は安定し、生理機能はスムーズになり、心も落ち着いてきます。
逆にストレス時には交感神経が優位になり、身体も心もそれと反対のことが起きています。
呼吸を整えることで、自律神経のバランスも整えます。
ストレス過多の現代人は、交感神経が働きすぎていて、心身のバランスを崩しがちなのですね。


さて、でも呼吸というのは漠然としていて、実体がつかみにくいもの。
酸素もプラーナも目に見えるものではありません。
そのため、呼吸をコントロールするということは実は非常に曖昧で難しいものです。
まずヨガではアサナ(ポーズ)を重視し身体を調整するのも、目に見える身体からの方がアプローチしやすいからです。
アサナで身体を整えておかなければ、呼吸も十分にできません。
身体のこわばりや不自然な姿勢は、呼吸を不自由にします。
ですから、まずは自分の呼吸を見つめ、それがどんなものなのか、どう身体に影響しているのかを見ていく、ということから始め、また自分の呼吸パターンを探ってみました。



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・呼吸による背骨や横隔膜、筋肉の動き、その感覚。
・普段の自然呼吸は胸式、それとも腹式、どちらが行いやすい、しずらい?
・アサナによって変化する呼吸の形態を見る。
・自分の呼吸に合わせて行う太陽礼拝。
・呼吸と動きを合わせるビンヤサ、そして呼吸と動きをずらして行うビンヤサ。
・スーリアサンチャラナ(太陽の呼吸法)。

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呼吸と身体、呼吸と心、呼吸と自分が一つになったでしょうか?

呼吸が拡がり、呼吸と自分が一つになると、とっても自由な気持ちがします。


最後は片鼻呼吸法(ナディショダナ)を行いました。

息を止めること、息を保持することを「保息」(クンバカ)と言います。
このクンバカこそ、プラーナヤーマである、というのが佐保田先生論。
非常にパワフルなクンバカは、少し上級者向けと思いますので、私はあまり普段のクラスでは致しませんが、熱心な浦和の生徒さんなので、自主的にしてみたい方には取り入れてもらいました。

そのクンバカについての説明。
また片鼻ずつ呼吸することの意義。
プラーナの経路(ナディ・72000本あると言われる)について。


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プラーナヤーマはナディを浄化し、そして高次の自己(魂)との結びつきを強くしてくれるもの。


ここまでくると、言葉も難しいですし、よく理解できない方も多かったかもしれませんが、深遠な呼吸法に触れているということをお伝えしようと思い、お話しさせてもらいました。









いやいや呼吸って奥深いですね。

うまくまとめられなかったようにも思うのですが、75分の中ではこれで精一杯、しょうがありません。笑

私としても、呼吸法についてすっかり勉強していなかったのであせる、あらためて学ぶいいきっかけになりました。

皆さんはいかがでしたでしょうか?



いつものクラスにも、もっと呼吸についての意識を高めていけるようにやってみたいと思いました。






それでは、また次回のクラスでお月様




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