プロ野球は5試合が行われ、優勝へのマジックナンバーを1としていた巨人が広島に勝って、4年ぶり39回目のセ・リーグ優勝を果たしました。日本ハムはソフトバンクに逆転サヨナラ勝ちして2位が確定しました。


広島vs巨人は、巨人が8対1で勝ちました。◯勝ち:菅野投手15勝3敗●負け:森下投手10勝10敗。巨人は1対1の6回、岡本和真選手のタイムリーツーベースと小林選手のタイムリーヒットで2点を勝ち越しました。7回にも岡本和真選手のタイムリーツーベースなどで3点を加えました。先発の菅野投手は緩急を使ってコントロールよく投げ、8回1失点で15勝目をあげました。巨人は3連勝で4年ぶり39回目のセ・リーグ優勝を決めました。広島は森下投手が10敗目を喫し勝率が5割を切りました。


ヤクルトvs阪神は、ヤクルトが7対2で勝ちました。◯勝ち:山野投手3勝4敗●負け:ビーズリー投手8勝3敗◎ホームラン:ヤクルト・サンタナ選手15号、山田選手13号。ヤクルトは2回に長岡選手のタイムリーヒットとサンタナ選手のスリーランホームランで4点を先制し、5回と7回にも得点を重ねました。先発の山野投手が5回2失点で3勝目をあげ、ヤクルトは4連勝で最下位を脱出しました。阪神は先発のビーズリー投手が序盤に崩れて3連敗で、球団史上初のセ・リーグ連覇はなりませんでした。


日本ハムvsソフトバンクは、日本ハムが7対6で逆転サヨナラ勝ちしました。◯勝ち:山本拓実投手6勝。●負け:岩井投手1勝1敗1セーブ◎ホームラン:日本ハム・レイエス選手25号、水谷選手9号、水野選手7号/ソフトバンク・山川選手34号。日本ハムは5対6の9回に水野選手のソロホームランで追いつき、さらにワンアウト満塁から代打・マルティネス選手のタイムリーヒットで試合を決めました。5人目の山本拓実投手が6勝目をあげ、日本ハムは2位が確定しました。ソフトバンクは3点を追う8回に山川選手のスリーランホームランなどで4点を奪って逆転しましたがルーキー?岩井投手がリードを守りきれませんでした。


楽天vsオリックスは、オリックスが5対2で勝ちました。◯勝ち:高島投手2勝2敗▽セーブ:ペルドモ投手1勝4セーブ●負け:田中将大投手1敗◎ホームラン:オリックス・太田選手6号。オリックスは1点を追う4回、セデーニョ選手の犠牲フライや渡部選手のスクイズなどで3点をあげて逆転し、5回には太田選手のソロホームランでリードを広げました。先発したルーキーの高島投手が5回1失点で2勝目をあげました。楽天は右ひじの手術の影響で二軍での調整を続けていた田中将大投手が今シーズン初登坂でしたが、5回4失点とふんばれず黒星を喫しました。


西武vsロッテは、ロッテが5対1で勝ちました。◯勝ち:西野投手9勝8敗●負け:ボー投手2勝9敗◎ホームラン:ロッテ・佐藤選手5号。ロッテは5回、佐藤選手のスリーランホームランで先制し、8回に中村奨吾選手のタイムリーツーベース、9回はソト選手のタイムリーで追加点を奪いました。先発の西野投手は8回途中を1失点に抑え、7月26日以来の勝ち星で自己最多に並ぶ9勝目をあげました。西武は4回、ノーアウト満塁の先制のチャンスを逃したのが響き90敗目を喫しました。


明日の予告先発投手(セ・リーグ)

ヤクルト(ヤフーレ)-巨人(グリフィン)

(神宮球場)

阪神(才木)-DeNA(東克樹) 

(甲子園)

広島(常広)-中日(高橋宏斗)

(マツダスタジアム)


明日の予告先発投手(パ・リーグ)

日本ハム(加藤貴之)-ソフトバンク(前田純)

(エスコンフィールド北海道)

楽天(瀧中)-オリックス(宮城)

(楽天モバイルパーク宮城)

西武(與座)-ロッテ(小島)

(ベルーナドーム)



イースタン・リーグは、DeNAが大洋時代の1982年以来、42年ぶり4度目の優勝でした。10月5日のファーム日本選手権でウエスタン・リーグ優勝のソフトバンクと宮崎で対戦することになりました⚾