プロ野球は5試合が行われ、巨人が先発全員安打で12点を奪ってDeNAに勝ち、優勝へのマジックナンバーを3としました。日本ハムは楽天に勝って3位以上が確定し、6年ぶりのクライマックスシリーズ進出を決めました。


DeNAvs巨人は、巨人が12対4で勝ちました。◯勝ち:横川投手3勝1敗●負け:ケイ投手6勝8敗◎ホームラン:巨人・岡本和真選手27号、坂本選手7号/DeNA・宮﨑選手13号。巨人は1回、吉川選手のタイムリーヒットなどで3点を先制し、2回に長野選手のタイムリーなどで3点を加え、2点差に追い上げられた直後の4回には、岡本和真選手のソロと坂本選手のツーランで突き放しました。5回にも3点を加え、先発全員安打のヒット18本、12得点の大勝でした。3回途中から登坂した2人目の横川投手が2回3分の1を完璧に抑えて、3勝目を挙げました。DeNAは、先発のケイ投手が守りの乱れや不運な当たりも重なり、2回途中6失点と誤算でした。


広島vsヤクルトは、ヤクルトが6対4で勝ちました。◯勝ち:吉村投手9勝8敗▽セーブ:小澤投手5勝6敗10セーブ●負け:床田投手11勝8敗◎ホームラン:ヤクルト・村上選手33号。ヤクルトは1回、村上選手のツーランホームランで先制し、5回には村上選手のタイムリーツーベースと山田選手のタイムリーなどでリードを広げました。先発の吉村投手が7回途中3失点で9勝目を挙げました。ヤクルトは3連勝です。広島は、相手を上回るヒット13本を打ちながら後手に回り、4連敗で勝率5割を切りました。


試合のなかった阪神は3位以上が確定し、クライマックスシリーズ進出が決まりました。

ソフトバンクvs西武は、西武が4対2で勝ちました。◯勝ち:羽田投手1勝3敗▽セーブ:アブレイユ投手2勝5敗28セーブ●負け:オスナ投手3敗21セーブ◎ホームラン:西武・長谷川選手2号。西武は1対2の9回、ツーアウト満塁から代打・栗山選手の2点タイムリーヒットと長谷川選手のタイムリーで3点を奪い逆転しました。4人目の羽田投手が1イニングを無失点に抑え、プロ初勝利を挙げました。ソフトバンクは14勝目をねらった先発の有原投手が8回1失点と好投しましたが、抑えのオスナ投手が崩れ、チームの連勝は5で止まりました。


日本ハムvs楽天は、日本ハムが2対1で勝ちました。◯勝ち:伊藤投手14勝4敗●負け:古謝投手5勝7敗◎ホームラン:日本ハム・レイエス選手24号、清宮選手13号。日本ハムは1点を追う4回、レイエス選手のソロホームランで同点に追いつき、6回には清宮選手のソロホームランで勝ち越しました。先発の伊藤投手は9回126球を投げ、1失点で完投し、パ・リーグ単独トップとなる14勝目を挙げました。日本ハムは、6年ぶりのクライマックスシリーズ進出を決めました。楽天は先発のルーキー古謝投手が6回を2失点と好投しましたが、打線が2回以降、無得点と援護がありませんでした。


ロッテvsオリックスは、オリックスが4対2で勝ちました。◯勝ち:曽谷投手7勝11敗▽セーブ:ペルドモ投手1勝3セーブ●負け:カイケル投手2勝3敗。オリックスは3回、セデーニョ選手のタイムリーツーベースで先制、2対1で迎えた6回には、大城選手のスクイズで追加点を奪いました。このあと再び1点差に迫られましたが、8回に大城選手のタイムリーツーベースで1点を加え、突き放しました。先発の曽谷投手が6回2失点と粘り7勝目。オリックスは、連敗を3で止めました。ロッテはヒット9本を打ちましたが、得点は犠牲フライの2点だけでチャンスを生かせませんでした。


明日の予告先発投手(セ・リーグ)

巨人(井上)-中日(梅津)

(東京ドーム)

広島(大瀬良)-阪神(大竹)

(マツダスタジアム)


巨人は、今月23日にクライマックスシリーズ進出を決めました⚾