大相撲で東前頭13枚目の北勝富士が秋場所11日目の18日から休場することになりました。東前頭13枚目の北勝富士は17日の10日目の取組で、50秒近い長い相撲の末に東前頭9枚目の一山本に敗れて6勝4敗となっていました。師匠で元横綱・北勝海の八角親方によるとこの相撲で、以前痛めていた右ひざを再び痛めたということです。北勝富士は日本相撲協会に届け出て、11日目の18日から休場することになりました。北勝富士の休場は右ひざを痛めた今年初場所以来5回目で、18日対戦する予定だった東前頭10枚目の玉鷲は不戦勝となります。


大相撲の西十両4枚目の島津海が「左下腿腓腹筋不全断裂にて14日間の局所安静加療、通院加療を要する見込み」との診断書を提出、東十両7枚目の剣翔が「左ひざ関節前十字靭帯および外側半月板断裂」との診断書を提出し、秋場所11日目の18日から休場することになりました。島津海の休場は今年の夏場所以来通算8度目、剣翔の休場は今年春場所以来通算4度目で、島津海と対戦する予定だった尊富士と剣翔と対戦する予定だった志摩ノ海は不戦勝となりました。


【十両】

◯欧勝海(寄り倒し)木竜皇●、◯嘉陽(はたき込み)藤青雲●、●大翔鵬(上手投げ)大青山◯、●碧山(押し出し)白鷹山◯、●朝紅龍(はたき込み)友風◯、●大奄美(はたき込み)東白龍◯、□尊富士(不戦勝)島津海■、□志摩ノ海(不戦勝)剣翔■、●玉正鳳(寄り切り)水戸龍◯、●紫雷(寄り切り)獅司◯、◯時疾風(上手出し投げ)伯桜鵬●、●千代翔馬(すくい投げ)英乃海◯


十両の友風と嘉陽は勝ち越しが決まりました。


十両の大奄美と碧山は負け越しが決まってしまいました。


十両は、尊富士が1敗で単独トップ、千代翔馬が2敗、友風と嘉陽が3敗です。


大相撲秋場所11日目は、18日から終盤戦です。関脇・大の里は琴勝峰に勝って幕内でただ1人、初日から11連勝としました。幕内でただ1人、勝ちっぱなしの大の里は11日目?18日、西前頭4枚目の琴勝峰と対戦しました。大の里は立ち合いで踏み込んできた琴勝峰の当たりを止めたあと、すぐに得意の右を差して一気に土俵際まで押し込みました。土俵際、琴勝峰がはたいて、もつれましたが軍配は大の里に上がり、物言いが付いたものの軍配どおり大の里が押し出しで勝ちました。大の里は幕内でただ1人、初日から11連勝としました。一方、17日、大の里に敗れて2敗に後退した大関経験者の霧島は阿炎との関脇どうしの対戦ではたき込みで勝って2敗を守りました。また、錦木が若隆景との2敗どうしの一番を制したほか、大関経験者の高安が勝っていずれも2敗を守りました。このほか、大関陣はともに敗れ、琴櫻が4敗目、豊昇龍が5敗目を喫しました。秋場所は11日目を終えて、幕内は、全勝で大の里が単独トップ、2敗で霧島、錦木、高安の3人が並んでいます。


【幕内】

◯白熊(寄り切り)阿武剋●、◯北の若(寄り切り)金峰山●、●武将山(押し出し)宝富士◯、◯錦富士(押し出し)輝●、■北勝富士(不戦勝)玉鷲□、◯一山本(寄り切り)竜電●、◯佐田の海(寄り切り)翠富士●、●遠藤(突き出し)高安◯、◯狼雅(押し出し)美ノ海●、●若隆景(小手投げ)錦木◯、●明生(上手投げ)欧勝馬◯、◯正代(上手投げ)豪ノ山●、●湘南乃海(寄り切り)若元春◯、●御嶽海(寄り切り)翔猿◯、●隆の勝(押し出し)王鵬◯、◯熱海富士(寄り切り)平戸海●、●阿炎(はたき込み)霧島◯、●琴勝峰(押し出し)大の里◯、◯宇良(送り出し)豊昇龍●、●琴櫻(押し出し)大栄翔◯


白熊と阿武剋の新入幕どうしの一番は、白熊が寄り切りで勝ってともに4勝7敗となりました。


北勝富士は17日の相撲で以前痛めていた右ひざを再び痛め18日から休場しました。


玉鷲は不戦勝となりました。


高安が9勝目。2敗を守りました。


錦木が2敗を守りました。


若隆景は3敗に後退しました。


欧勝馬が8勝目。勝ち越しを決めました。


豪ノ山は3場所連続の負け越しとなりました。


御嶽海は先場所に続いての負け越しとなりました。


隆の勝は負け越しです。


関脇・霧島は2敗に踏みとどまりました。


琴勝峰に関脇・大の里は物言いがつきましたが、行司軍配どおり大の里が押し出しで勝って幕内でただ1人初日から11連勝としました。


豊昇龍と琴櫻の2大関はともに敗れました。


プロ野球は6試合が行われ、首位の巨人がDeNAに延長戦の末に引き分け、4年ぶりのセ・リーグ優勝に向けたマジックナンバー9が初めて点灯しました。


巨人vsDeNAは、延長12回、規定により2対2で引き分けました。◎ホームラン:巨人・丸選手4号、DeNA・牧選手22号。巨人は1回、丸選手の先頭打者ホームランで先制しました。これに対してDeNAは6回、牧選手のソロホームランで追いつき、さらに8回には、宮崎選手が押し出しのフォアボールを選び1点を勝ち越しました。その裏、巨人が岸田選手のセカンドゴロで同点に追いつきましたが、その後は両チームともリリーフ陣が得点を与えませんでした。引き分けた首位の巨人は4年ぶりのセ・リーグ優勝へのマジックナンバー9が今シーズン初めて点灯しました。


中日vs阪神は、阪神が8対3で勝ちました。◯勝ち:村上投手7勝9敗●負け:高橋宏斗投手12勝4敗。阪神は2回、前川選手のタイムリーヒットで先制し、4回に先発の村上投手の高安などで2点を加え、終盤にも得点を重ねました。村上投手が5回2失点で7勝目をあげました。阪神は5連勝です。中日は先発の高橋宏斗投手が6回3失点で4敗目を喫しました。チームは3連敗で最下位に転落し試合後、立浪和義監督が成績不振の責任を取って今シーズンかぎりで退任する意向を示しました。


ヤクルトvs広島は、ヤクルトが5対4で勝ちました。◯勝ち:大西投手9勝1敗1セーブ▽セーブ:小澤投手5勝6敗7セーブ●負け:九里投手7勝9敗◎ホームラン:ヤクルト・村上選手28号。ヤクルトは3点を追う4回、村上選手が28号のツーランホームランを打って1点差に迫りました、続く5回には、今シーズンかぎりでの現役引退を表明した青木選手が代打でヒットを打ってチャンスをつくり、サンタナ選手のタイムリーで同点に追いつき、さらに6回には代打・松本直樹選手の犠牲フライなどで2点をあげて勝ち越しました。広島は先発の九里投手が6回途中5失点とリードを守れませんでした。


ソフトバンクvs日本ハムは、日本ハムが3対0で勝ちました。◯勝ち:伊藤投手13勝4敗●負け:大関投手8勝4敗◎ホームラン:日本ハム・レイエス選手21号。日本ハムは2回、水野選手の犠牲フライで先制し、2対0の9回にはレイエス選手のソロホームランで追加点を挙げました。先発の伊藤投手はヒット9本を打たれたものの粘り強いピッチングをみせ、今シーズン4回目の完封でパ・リーグ単独トップの13勝目をあげました。首位のソフトバンクはチャンスに得点できず、2位の日本ハムに2連敗し、パ・リーグ。へのマジックナンバーは5のままです。


楽天vsロッテは、楽天が8対1で勝ちました。◯勝ち:藤井投手10勝5敗●負け:カイケル投手2勝2敗◎ホームラン:ロッテ・ポランコ選手22号。楽天は2対1の4回、太田選手と村林選手のタイムリーヒットなどで4点を奪い、5回にも伊藤裕季也選手のタイムリーでリードを広げました。先発の藤井投手は6回1失点と好投し、4年目で自身初の二桁勝利となる10勝目をあげました。楽天は5連勝で3位に浮上しました。ロッテは先発のカイケル投手がいずれも来日ワーストとなる4回6失点で2敗目です。ロッテは4連敗で4位に後退しました。


西武vsオリックスは、西武が3対1で勝ちました。◯勝ち:隅田投手9勝9敗▽セーブ:アブレイユ投手2勝5敗26セーブ●負け:エスピノーザ投手7勝8敗。西武は1対1の2回、滝澤選手のタイムリースリーベースで勝ち越し、8回には外崎選手のタイムリーで追加点をあげました。先発の隅田投手が8回を投げて、ヒット4本、フォアボールなし、三振11個を奪って1失点の好投で9勝目をあげました。西武は3連勝です。オリックスは打線が不振で7連敗です。

ました。西武は3連勝です。オリックスは打線が不振で7連敗です。


明日の予告先発投手(セ・リーグ)

巨人(戸郷)-DeNA(ケイ)

(横浜スタジアム)

ヤクルト(吉村)-広島(床田)

(神宮球場)


プロ野球もリーグ優勝とクライマックスシリーズ進出争いです⚾