プロ野球は5試合が行われ、セ・リーグ2位の巨人は9回ツーアウトから3点差を追いつく粘りを見せましたが、延長10回に大勢投手が打たれてヤクルトに敗れ、首位返り咲きはなりませんでした。


ソフトバンクvs日本ハムは、日本ハムが6対3で勝ちました。◯勝ち:伊藤投手11勝4敗▽セーブ:田中正義投手3勝3敗17セーブ●負け:モイネロ投手10勝5敗◎ホームラン:日本ハム・万波選手17号とマルティネス選手12号。日本ハムは1回、万波選手の先頭打者ホームランと、レイエス選手の2点タイムリーヒットなど打者一巡の攻撃で、一挙5点を奪い、3回二倍マルティネス選手のソロでリードを広げました。先発の伊藤投手が7回3失点で自身最多、パ・リーグトップが並ぶ11勝目を挙げました。ソフトバンクは、先発のモイネロ投手が3回6失点と崩れました。ソフトバンクの優勝へのマジックナンバーは15のままです。


オリックスvs西武は、オリックスが3対2で勝ちました。◯勝ち:吉田投手4勝▽セーブ:マチャド投手4勝2敗23セーブ●負け:高橋投手11敗◎ホームラン:オリックス・西川選手7号。オリックスは、1点を追う4回に西川選手のツーランホームランで逆転し、同点の6回には、紅林選手のタイムリーヒットで勝ち越しました。2人目の吉田投手が4勝目を挙げました。西武は毎回の14安打を打ちましたが、まずい攻めで今シーズン80敗目を喫しました。先発の高橋投手は7回途中3失点で、開幕11連敗となりました。


巨人vsヤクルトは、延長10回、ヤクルトが4対3で勝ちました。◯勝ち:小澤投手5勝6敗4セーブ▽セーブ:ロドリゲス投手1勝1セーブ●負け:大勢投手1勝2敗23セーブ◎ホームラン:巨人・モンテス選手1号。ヤクルトは、9回に3点差を追いつかれた直後の延長10回、並木選手が決勝のタイムリーヒットを打ちました。ヤクルトは連敗を5で止めました。巨人は9回に、モンテス選手が来日初ホームランの同点スリーランを打ちましたが、大勢投手が誤算でした。


阪神vs中日は、阪神が4対1で勝ちました。◯勝ち:高橋投手3勝●負け:高橋宏斗投手11勝3敗。阪神は2回、木浪選手の2点タイムリーヒットで先制し、7回に近本選手のタイムリー、8回にも1点を加えました。先発の高橋投手は、7回をヒット3本無失点の好投で、今シーズン負けなしの3勝目を挙げました。中日の先発・高橋宏斗投手は、7回3失点で3敗目を喫しましたが、規定投球回数に達し、防御率1.14でトップに立ちました。


DeNAvs広島は、DeNAが5対1で勝ちました。◯勝ち:東克樹投手12勝2敗●負け:森下投手10勝6敗◎ホームラン:DeNA・牧選手19号。DeNAは1回、オースティン選手のタイムリーヒットで先制し、2回は牧選手のソロホームラン、4回には東克樹投手と梶原選手の連続タイムリーで3点を追加しました。先発の東克樹投手は、8回途中を1失点で12勝目を挙げました。DeNAは4連勝です。広島は、先発の森下投手が4回5失点で6敗目を喫しました。


明日の予告先発投手(セ・リーグ)

巨人(グリフィン)-ヤクルト(吉村)

(京セラドーム大阪)

DeNA(ジャクソン)-広島(アドゥワ)

(横浜スタジアム)

阪神(村上)-中日(小笠原)

(甲子園)


明日の予告先発投手(パ・リーグ)

オリックス(山下)-西武(隅田)

(ほっともっとフィールド神戸)

ソフトバンク(大関)-日本ハム(山崎福也)

(みずほPayPayドーム)



西武の岡田雅利選手が今シーズン限りで現役引退を表明、岡田選手は9月14日のロッテ戦、金子侑司選手は9月15日のロッテ戦で引退セレモニーをベルーナドームで行われる予定です。