プロ野球は6試合が行われ、パ・リーグ首位のソフトバンクが延長10回、3年目の正木智也選手の決勝ホームランで、2位・日本ハムに競り勝ち、優勝へのマジックナンバーを2つ減らし21としました。


日本ハムvsソフトバンクは、延長10回、ソフトバンクが6対5で勝ちました。◯勝ち:杉山投手4勝。▽セーブ:松本裕樹投手2勝2敗12セーブ。●負け:宮西投手1敗。◎ホームラン:ソフトバンク・栗原選手13号、山川選手28号、正木選手3号。ソフトバンクは5点を追う4回、栗原選手と山川選手の2者連続ソロホームランなど集中打で一挙5点を奪って追いつき、延長10回、正木選手のソロホームランで試合を決めました。ソフトバンクは111試合目で早くも3年連続のシーズン勝ち越しを決めました。日本ハムは先発した福島投手が5点のリードを守れず、連勝が3で止まりました。


オリックスvsロッテは、オリックスが1対0でサヨナラ勝ちしました。◯勝ち:マチャド投手4勝2敗19セーブ。●負け:益田投手1勝4敗19セーブ。◎ホームラン:オリックス・杉本選手8号。オリックスは0対0の9回、ツーアウトランナーなしから杉本選手が右中間スタンドにソロホームランを打って試合を決めました。9回を3者三振で抑えた5人目のマチャド投手が4勝目をあげ、オリックスは連敗を3で止めました。ロッテは大リーグでサイ・ヤング賞を受賞した経験のあるカイケル投手が来日2試合目の登坂で7回無失点と好投しましたが、打線が元気なく5連敗です。


西武vs楽天は、楽天が2対1で勝ちました。◯勝ち:藤井投手8勝3敗。▽セーブ:則本投手3勝2敗25セーブ。●負け:松本投手1勝7敗。◎ホームラン:楽天・辰己涼介選手5号。楽天は1回、辰己涼介選手のソロホームランで先制し、4回に小郷選手のタイムリーヒットで追加点をあげました。先発の藤井投手が6回無失点の好投で7月21日以来の白星をあげて8勝目、楽天は4連勝です。西武は8回、山村選手がツーアウト満塁から押し出しのフォアボールを選び、1点を返しましたが、追いつくことができず、今シーズン初の4連勝はなりませんでした。


広島vs阪神は、阪神が3対1で勝ちました。◯勝ち:高橋投手2勝。▽セーブ:岩崎投手3勝4敗19セーブ。●負け:玉村投手3勝4敗。阪神は1回、森下選手と佐藤輝明選手の連続スリーベースで先制し、4回に1点、5回にも佐藤輝明選手のタイムリーツーベースで追加点をあげました。先発の高橋投手が7回途中1失点、三振7つ、フォアボールなしの好投で2勝目です。広島は菊池選手の犠牲フライによる1点に終わりました。


巨人vs中日は、中日が8対2で勝ちました。◯勝ち:福谷投手1勝。●負け:西舘投手1勝3敗1セーブ。◎ホームラン:中日・宇佐見選手1号。中日は2対2の4回、ノーアウト二塁三塁から、内野ゴロの間に勝ち越し点をあげ、5回に石川昂弥選手の犠牲フライ、7回には宇佐見選手のツーランなどでリードを広げました。福谷投手が6回2失点で今シーズン初先発初勝利です。巨人はプロ初先発のルーキー・西舘投手が5回4失点と崩れました。


ヤクルトvsDeNAは、DeNAが5対2で勝ちました。◯勝ち:吉野投手1勝1敗。▽セーブ:森原投手2勝6敗22セーブ。●負け:木澤投手3勝3敗5セーブ。◎ホームラン:DeNA・山本選手5号、佐野選手7号、桑原選手3号。ヤクルト・オスナ選手15号。DeNAは2点を追う5回、山本選手のツーランホームランで追いつき、6回に佐野選手のソロで勝ち越し、7回にも桑原選手のツーランで追加点を挙げました。先発した2年目の吉野投手が5回2失点でプロ初勝利をマークし、DeNAはヤクルト戦の2年連続の勝ち越しを決めました。ヤクルトは投手陣の失投が目立ちました。


明日の予告先発投手(セ・リーグ)

巨人(井上)-中日(柳)

(東京ドーム) 

ヤクルト(高橋)-DeNA(石田裕太郞)

(神宮球場)

広島(大瀬良)-阪神(門別)

(マツダスタジアム)


明日の予告先発投手(パ・リーグ)

日本ハム(北山)-ソフトバンク(スチュワート・ジュニア)

(エスコンフィールド北海道)

西武(今井)-楽天(岸)

(ベルーナドーム)

オリックス(宮城)-ロッテ(西野)

(京セラドーム大阪)


夏の全国高校野球は、京都国際高校(京都)が初優勝でした⚾