プロ野球は6試合が行われ、パ・リーグは首位のソフトバンクが2位のロッテに快勝、優勝へのマジックナンバーを34に減らしました。一方、ロッテの先発・佐々木朗希投手は自身ワーストの9安打を浴び、およそ3か月ぶりの黒星となる3敗目を喫しました。


ロッテvsソフトバンクは、ソフトバンクが6対3で勝ちました。◯勝ち:石川投手3勝2敗▽セーブ:松本裕樹投手2勝1敗9セーブ●負け:佐々木投手6勝3敗◎ホームラン:ソフトバンク・山川選手20号、正木選手2号、栗原選手12号。ソフトバンクは2回に牧原大成選手の2点タイムリーツーベースで先制し、3回は柳町選手のタイムリー、7回には山川選手と正木選手のソロホームランでリードを広げました。先発の石川投手は5回1安打無失点で3か月ぶりの白星となる3勝目を挙げました。ソフトバンクは、優勝へのマジックナンバーを34に減らしました。ロッテは先発の佐々木投手が自身ワーストの9安打を浴び、5回3実にで90球で降板、およそ3か月ぶりの黒星となる3敗目を喫しました。


楽天vs日本ハムは、日本ハムが5対4で勝ちました。◯勝ち:加藤貴之投手5勝7敗▽セーブ:柳川投手1敗2セーブ●負け:藤井投手7勝3敗◎ホームラン:日本ハム・万波選手16号、楽天・村林選手4号。日本ハムは3対3の4回に水谷選手のタイムリーで1点を勝ち越し、5回には万波選手のソロホームランで1点を加えました。先発の加藤貴之投手は5回4失点で5勝目を挙げ、日本ハムは同一カード3連戦3連勝です。楽天先発の藤井投手は4回途中4失点と粘れず、打線も6回以降はノーヒットと相手のリレーを崩せませんでした。


オリックスvs西武は、オリックスが3対0で勝ちました。◯勝ち:高島投手1勝1敗▽セーブ:ペルドモ投手1勝1セーブ●負け:青山投手1勝4敗◎ホームラン:オリックス・森選手7号。オリックスは3回、紅林選手の犠牲フライで先制し、7回には森選手のツーランでリードを広げました。先発のルーキー・高島投手が5回1安打無失点の好投でプロ初勝利をあげました。オリックスは3連勝です。西武は打線がヒット3本、投手陣もふんばれず4連敗です。


巨人vs広島は、巨人が5対0で勝ちました。◯勝ち:戸郷投手8勝6敗●負け:大瀬良投手4勝2敗。巨人は0対0の7回、モンテス選手のタイムリーツーベースと戸郷投手のタイムリーなどで5点を挙げました。先発の戸郷投手は打たれたヒット5本で今シーズン2回目の完封勝利です。広島は先発の大瀬良投手が7回につかまり、連勝が7で止まりました。


中日vsDeNAは、DeNAが4対2で勝ちました。◯勝ち:ジャクソン投手5勝7敗▽セーブ:森原投手2勝4敗20セーブ●負け:松葉投手3勝5敗◎ホームラン:DeNA・牧選手17号、中日・石川昂弥選手2号。DeNAは0対0の4回、牧選手のソロホームラン、桑原選手のタイムリーなど打者一巡の攻撃で4点を奪いました。先発のジャクソン投手が7回をヒット3本2失点の好投で5勝目、森原投手が20先発目をあげました。中日は先発の松葉投手が6回4失点と粘れませんでした。


ヤクルトvs阪神は、阪神が6対3で勝ちました。◯勝ち:ビーズリー投手6勝1敗▽セーブ:岩崎投手3勝4敗17セーブ●負け:吉村投手5勝6敗◎ホームラン:阪神・森下選手10号。阪神は0対1の4回、森下選手の2年連続二桁ホームランとなる10号ソロと前川選手のタイムリーで逆転し、5回は森下選手の2点タイムリーから佐藤輝明選手、大山選手の3者連続タイムリーで4点を加えました。先発のビーズリー投手は7回1失点で6勝目を挙げ、阪神は連敗を2で止めました。ヤクルトは終盤の反撃も及びませんでした。


明日の予告先発投手(セ・リーグ)

中日(小笠原)-巨人(又木)

(バンテリンドームナゴヤ)

DeNA(石田裕太郞)-ヤクルト(高梨)

(横浜スタジアム)

阪神(村上)-広島(森)

(京セラドーム大阪)


プロ野球の7月の月間MVPが発表され、セ・リーグの投手部門は、中日の高橋宏斗投手が初選出、セ・リーグの打者部門はDeNAの佐野恵太選手が4年ぶりに選ばれました。パ・リーグの投手部門は、ソフトバンクの有原航平投手が2019年以来5年ぶり、パ・リーグの打者部門はロッテの高部瑛斗選手が初選出でした。