プロ野球は7日、6試合が行われ、パ・リーグは首位のソフトバンクが2位のロッテに敗れたため、優勝へのマジックナンバーは36のまま変わりませんでした。


ロッテvsソフトバンクは、ロッテが6対2で勝ちました。◯勝ち:メルセデス投手4勝5敗●負け:大津投手6勝6敗◎ホームラン:ロッテ・ポランコ選手18号、ソフトバンク・栗原選手11号。ロッテは0対2の1回にポランコ選手のスリーランホームランで逆転し、藤原選手のタイムリーヒットでさらに1点を加えました。さらに8回にも小川選手の2点タイムリーでリードを広げました。先発のメルセデス投手が5回2失点で4勝目です。ソフトバンクは先発の大津投手が立ち上がりに4失点と誤算でした。ソフトバンクの優勝へのマジックナンバーは36のままです。


楽天vs日本ハムは、日本ハムが2対0で勝ちました。◯勝ち:生田目投手1勝1敗▽セーブ:柳川投手1敗1セーブ●負け:岸投手3勝8敗◎ホームラン:日本ハム・清宮選手6号。日本ハムは0対0で迎えた8回に清宮選手がツーランホームランを打って均衡を破り、そのまま逃げきりました。先発の山崎福也投手の危険球退場の後を受け、7回ワンアウト満塁からバッターボックス2人を抑えた2人目の生田目投手が3年ぶりの勝ち投手となり、柳川投手がプロ初セーブをマークしました。楽天は打線が4安打に抑えられて得点できず、勝率が5割を切りました。


オリックスvs西武は、オリックスが3対2で勝ちました。◯勝ち:山田投手3勝1敗▽セーブ:マチャド投手2勝2敗17セーブ●負け:松本投手1勝6敗◎ホームラン:オリックス・森選手6号、宗選手1号。オリックスは0対2の6回に森選手のツーランホームランで追いつき、続く7回に宗選手の今シーズン初ホームランで勝ち越しました。5回以降は5人のリリーフ陣が無失点に抑え、1回と3分の1イニングを投げた山田投手が3勝目をあげました。オリックスはおよそ1か月ぶりの連勝です。西武は先発の隅田投手がリードを守れず、勝ち越しのホームランを打たれた2人目の松本投手が負け投手となりました。


巨人vs広島は、延長12回、3対3で規定により引き分けました。広島は0対2の8回に野間選手のタイムリーヒットと小園選手のタイムリーで3点を奪って逆転しましたが、巨人はその裏に丸選手のタイムリーツーベースで追いつきました。9回以降は両チームともリリーフ陣がふんばり、得点を与えませんでした。


中日vsDeNAは、延長12回、0対0で規定により引き分けました。中日は松木平投手が7回を無失点に抑え、8回からは5人の投手リレーで得点を与えませんでした。6回のワンアウト一塁三塁のチャンスを逃したのが響きました。DeNAも東克樹投手が9回を5安打無失点と好投しましたが、打線が5回から8回にかけての再三のチャンスを生かせませんでした。


ヤクルトvs阪神は、5回裏途中、降雨コールドでヤクルトが4対0で勝ちました。◯勝ち:サイスニード投手2勝5敗●負け:及川投手1勝2敗◎ホームラン:ヤクルト・村上選手21号。ヤクルトは1回に村上選手のツーランホームランで先制し、2回は長岡セのタイムリーヒットなどで2点を加えました。先発のサイスニード投手が5回無失点で2勝目をあげました。阪神は及川投手が4失点し、佐藤輝明選手の2つのエラーも響きました。


明日の予告先発投手(セ・リーグ)

巨人(戸郷)-広島(大瀬良)

(東京ドーム)

ヤクルト(吉村)-阪神(ビーズリー)

(神宮球場)

中日(松葉)-DeNA(ジャクソン)

(横浜スタジアム)


明日の予告先発投手(パ・リーグ)

楽天(藤井)-日本ハム(加藤貴之)

(楽天モバイルパーク宮城)

ロッテ(佐々木朗希)-ソフトバンク(石川)

(ZOZOマリンスタジアム)

オリックス(高島)-西武(青山)

(京セラドーム大阪)


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