プロ野球は雨で1試合がノーゲームとなって5試合が行われ、阪神が2年目の野口恭佑選手の2打点の活躍などでヤクルトに勝って4月以来となる4連勝とし、2位に浮上しました。


阪神vsヤクルトは、阪神が4対1で勝ちました。◯勝ち:大竹投手6勝4敗。▽セーブ:岩崎投手3勝3敗13セーブ。●負け:奥川投手2勝1敗。阪神は1点を追う4回、プロ入り後初めて先発出場した2年目の野口選手のタイムリーヒットで追いつき、5回には相手のワイルドピッチで勝ち越し、6回にも2点を加えました。先発の大竹投手が6回1失点で6勝目をあげ、阪神は4月以来の4連勝です。ヤクルトは先発の奥川投手がコントロールに苦しみ、5回2失点で負け投手となり、チームは6連敗です。


DeNAvs中日は、DeNAが3対0で勝ちました。◯勝ち:東克樹投手8勝。●負け:松木平投手1敗。◎ホームラン:DeNA・オースティン選手11号。DeNAは2回、山本選手のタイムリーで先制し、3回にオースティン選手の2試合連続となるホームラン、4回には京田選手のタイムリーでリードを広げました。先発の東克樹投手はコントロールが光り、ヒット7本、フォアボールなしで三振8つを奪ってください今シーズン2回目の完封勝利を挙げ、開幕から負けなしの8連勝です。中日は8日、育成選手から支配下登録されたばかりの松木平投手がプロ初登坂初先発で7回3失点と粘りましたが、打線の援護がありませんでした。


広島vs巨人は、1対1で4回表の巨人の攻撃の途中で雨のため中断し、そのままノーゲームになりました。


ロッテvs楽天は、ロッテが18対5で勝ちました。◯勝ち:石川歩投手2勝。▽セーブ:廣畑投手1セーブ。●負け:松井投手1勝1敗。ロッテは1回、ソト選手のタイムリーツーベースなど、先頭から9者連続で出塁し、ヒット8本で8点を奪う猛攻を見せ、4回にも田村選手の満塁のランナーをかえすタイムリーツーベースなどで6点を加え、ともに今シーズン最多となる21安打で18点をあげて大勝しました。先発出場した6人が3安打をマークし、田村選手は6打点の活躍でした。風速15メートル以上の風が吹くなかで、先発の石川歩投手は6回を投げてヒット7本を打たれながら、2失点にまとめ2勝目です。楽天は先発の松井投手がワンアウトも奪えず、8失点と崩れました。


オリックスvsソフトバンクは、オリックスが4対3でサヨナラ勝ちしました。◯勝ち:吉田投手2勝。●負け:松本裕樹投手2勝1敗2セーブ。◎ホームラン:ソフトバンク・山川選手14号、栗原選手8号。オリックスは2対3の9回3連続ヒットでノーアウト満塁として宗選手の押し出しのデッドボールで追いつき、頓宮選手の犠牲フライで試合を決めました。3人目の吉田投手が9回の1イニングを三者凡退に抑え2勝目です。オリックスは5連勝で勝率5割に復帰しました。ソフトバンクは8回に栗原選手のソロホームランで一度は勝ち越しましたが、6人目の松本裕樹投手が誤算でした。


西武vs日本ハムは、日本ハムが6対1で勝ちました。◯勝ち:金村投手3勝4敗。●負け:本田投手4敗。◎ホームラン:日本ハム・マルティネス選手9号。日本ハムは1点を追う7回、ワンアウト三塁から代打・郡司選手の犠牲フライで追いつき、8回は4番・マルティネス選手のスリーランホームランで勝ち越し、9回にも清宮選手のタイムリーなどで追加点をあげました。先発の金村投手は7回1失点で3勝目です。西武は先発した青山投手が7回途中まで投げて1失点と好投しましたが、リリーフ陣がふんばれず、5連敗です。


明日の予告先発投手(セ・リーグ)

DeNA(平良)-中日(メヒア)

(横浜スタジアム)