プロ野球は交流戦6試合が行われ、首位の楽天が敗れて2位のソフトバンクが勝ったため、同率で首位に並びました。交流戦の優勝の行方は両チームの交流戦最終戦となる16日の試合にもつれることになりました。


楽天vs広島は、広島が4対3で勝ちました。◯勝ち:玉村投手1勝2敗▽セーブ:栗林投手1敗19セーブ●負け:古謝投手1勝2敗。広島は、2回に二俣選手と秋山選手の連続タイムリーで2点を先制し、6回は坂倉選手と堂林選手のタイムリーでリードを広げました。先発の玉村投手は7回途中を3失点で、今シーズン初勝利をあげました。広島は、3連勝で勝ち越しを今シーズン最多の8としました。楽天は、3点を返した7回以外は打線のつながりを欠き勝率が5割を切りました。


ソフトバンクvs阪神は、ソフトバンクが6対2で勝ちました。◯勝ち:東浜投手3勝1敗●負け:ビーズリー投手3勝1敗◎ホームラン:ソフトバンク・近藤選手9号、笹川選手1号。ソフトバンクは、1回に近藤選手のスリーランで先制し、5回は笹川選手のプロ初ホームランとなるソロなどで3点を追加しました。近藤選手はプロ野球45人目となる12球団からのホームランを達成しました。先発の東浜投手は6回1失点で3勝目をあげました。ソフトバンクは3連勝です。阪神は、ビーズリー投手が5回途中6失点と役割を果たせず、2位から4位に後退しました。この結果、楽天とソフトバンクがともに12勝5敗となり同率で首位に並びました。ともに16日、交流戦の最終戦をむかえ、交流戦の優勝争いの行方は最後までもつれることになりました。


日本ハムvs巨人は、巨人が2対0で勝ちました。◯勝ち:グリフィン投手2勝2敗▽セーブ:バルドナード投手1勝2敗7セーブ●負け:金村投手1勝3敗◎ホームラン:巨人・岡本和真選手11号、巨人は、0対0の9回に岡本和真選手のツーランで均衡を破りました。先発のグリフィン投手はフォアボールなしで要所を抑え、8回3分の2イニングを5安打無失点の好投で2勝目をあげました。9回のツーアウト一塁二塁のピンチはバルドナード投手がしのぎました。日本ハムは、打線がヒット5本に抑えられ、8回まで無失点に抑えていた金村投手の好投に応えられませんでした。


ロッテvs中日は、ロッテが10対0で勝ちました。◯勝ち:高野投手1勝1敗●負け:メヒア投手3勝4敗◎ホームラン:ロッテ・藤岡選手3号。ロッテは、1点リードの5回に藤岡選手のツーランやソト選手のタイムリーヒットなど打者10人の猛攻で5点をあげ、その後も得点を重ねました。投げてはふだんはリリーフを務めるピッチャーでつなぐブルペンデーで臨み、5人の投手で無失点に抑え、2人目の高野投手がプロ初勝利をあげました。ロッテは連敗を5で止めました。中日は、守備が乱れ、投手陣もふんばれませんでした。


オリックスvsヤクルトは、オリックスが9対3で勝ちました。◯勝ち:東投手3勝3敗●負け:サイスニード投手1勝3敗◎ホームラン:オリックス・西川選手2号。オリックスは、1点を追う3回に、太田選手のタイムリーヒットで追いつき、さらに西川選手のスリーランで勝ち越しました。茶野選手、安達選手、太田選手がそろって3安打を打つなど今シーズン最多の19安打と打線が活発でした。先発の東投手が5回2失点で3勝目をあげました。ヤクルトは、先発のサイスニード投手が4回を5失点でマウンドを降りるなど、投手陣が崩れました。


西武vsDeNAは、DeNAが4対0で勝ちました。◯勝ち:東克樹投手5勝●負け:高橋投手7敗◎ホームラン:DeNA・山本選手1号。DeNAは、2回に山本選手の1号ソロで先制し、その後もルーキー度会選手の5試合連続のタイムリーなどで小刻みに得点を重ねました。先発の東克樹投手はヒット7本を打たれましたが要所を締め、今シーズン初完投を去年6月に完封で飾り、負けなしの5勝目です。DeNAは、6連勝で勝率を5割に戻しました。西武の高橋投手は6回途中3失点で開幕7連敗です。


明日の予告先発投手

日本ハム(加藤貴之)-巨人(菅野)

(エスコンフィールド北海道)

楽天(松井)-広島(アドゥワ)

(楽天モバイルパーク宮城)

西武(渡邉)-DeNA(石田裕太郞)

(ベルーナドーム)

ロッテ(メルセデス)-中日(柳)

(ZOZOマリンスタジアム)

オリックス(山下)-ヤクルト(ヤフーレ)

(京セラドーム大阪)

ソフトバンク(石川)-阪神(才木)

(みずほPayPayドーム)


プロ野球交流戦も優勝争いなどが熾烈です⚾